
結論から言えば中国とアメリカは戦略を持つが日本は持たない。本来であれば国防のための戦略を持って挑むが日本だけが無いのが現状だ。何故なら第二次世界大戦で敗北すると戦争と軍隊を放棄し、代わりに自衛隊を保有するが独立国家としての体裁を整えるだけの飾りとしての存在に留められている(DONAVAN K. PATUBO)一等兵曹/米国海軍)
緊張が高まる米中関係
中国は覇権を世界に拡大したことでアメリカとの関係が悪化。アメリカから見れば中国からの挑戦になるので警戒する。だが中国はアメリカを恐れることなく人民解放軍の強化を進めたことで緊張が高まるだけだった。そして中国とアメリカの関係は対立関係へと変化していく。
人民解放軍とアメリカ軍の対立関係は以前から続いているが台湾海峡と南シナ海でエスカレートしている。米軍偵察機RC135は5月26日に南シナ海の国際空域で活動していると人民解放軍の戦闘機が「不必要に挑発的な操縦」で異常接近したと発表した。さらに台湾海峡で6月3日、人民解放軍の艦艇がアメリカ海軍駆逐艦の約140メートルまで接近した。
アメリカは中国との外交関係を強化する意向だが中国からの明確な返答は得られていない。本来であれば双方が衝突回避の対策や譲歩をする動きを見せるが、中国とアメリカの場合は何も見えてこない。
- 戦略を持つ国と持たない国
- 中国の問題点
- 日本の問題点
- 不測の事態に備えよ
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米中を含む各国が、
日本の核武装リスク
を念頭に置いています。
しかし、日本は核武装について明確な立場を示していません。核兵器を保有しない国の中では、プルトニウム保有量世界一なのに……。