2022年4月13日、日本国際賞の授賞式でトロフィーを手にポーズをとるハンガリー系米国人の生化学者カタリン・カリコ氏(左)と米国人医師で科学者のドリュー・ワイズマン氏。
ノーベル賞受賞者のドリュー・ワイズマン博士は昨年12月、がんのリスクが高い人々の発症を予防するためにmRNA技術を利用する計画について語りました。
ワイズマン博士は、昨年12月7日のノーベル賞受賞記念講演のなかで、mRNAワクチンによるがんの予防を提案しました。
「ここでの考え方は、がんになる前に治療するということです」
ワイズマン博士は昨年、カタリン・カリコ博士とともにノーベル医学賞を受賞しました。受賞理由は、実験室で合成されたmRNAが体内に注入された際に、免疫系が炎症反応を起こすのを防ぐ手法を開発し、それによって、この医療技術の治療利用を可能にしたことです。
両氏の開発した手法により、mRNAコロナワクチンの迅速な開発が可能になりました。現在、ワイズマン博士とペンシルベニア大学のチームは、mRNA技術をがん治療に応用することに注力しています。
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