2023年11月23日、中国・重慶の小児病院 (CFOTO/Future Publishing via Getty Images)
4年前の新型コロナウイルスを彷彿とさせる感染症が再び中国本土で蔓延し、国民は先の読めない状況を前に、無力感にさいなまれている。子供を中心に“謎の肺炎”が感染拡大するなか、大勢の患者が病院に押し寄せている。
病院の待合室や廊下は患者で埋め尽くされ、待ち時間が12時間を超えることも珍しくない。ある北京市民は1800番台の番号札の写真をシェアした。つまり、この患者の前に1800人以上の患者が診察を待っていることを示している。
北から南まで、子供たちの呼吸器疾患による入院が急増しているため、教室は閉鎖され、保健当局は体調不良を感じた教師や生徒たちに自宅待機を呼びかけるアナウンスを次々と発表している。
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