矛盾や困難に遭ったとき、改めるべきは常に、まずは自分自身であり、他の人を非難したり恨んだりしてはいけません。(genjoe / PIXTA)
範忠宣公純仁(即ち、範仲淹の息子・範純仁)は、しばしば息子を戒めてこういいました。「最も愚かな人であっても、他の人を咎めるときははっきりしている。一方、とても聡明な人でも、自分を許すときはぼんやりしている。もし、人を咎める心で自分を咎め、自分を許す心で人を許すことができたなら、必ずや聖賢の域に達するであろう」
ある人が範忠宣公に、人として世に処する道理を尋ねたところ、彼は、「つつましさこそが廉恥の心を育て、寛大さこそが仁徳の心を生み出す」と答えました。
範純仁自身は、普段から修養を積み、食べ物を選り好みすることもなく、役所から帰ってくると、すぐに粗末な服に着替えるのを常としていました。幼いときから老いるまで、小役人のときから地位の高い役人になるまで、常にこうでした。
世の人々は子供たちに......
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