日中間の戦力差が拡大するなか、神保謙・慶應大教授はスタンドオフ防衛能力を向上させるべきだと述べた。
写真は米軍艦艇から発射されるトマホーク巡航ミサイル (Photo by Christopher Senenk/U.S. Navy/Getty Images)
「(防衛費の対GDP比)2%を確保しても、2030年代前半の日本の防衛力はおそらく中国の軍事費の5分の1程度だろうと考えている」。神保謙・慶應大教授は4月28日に国会参考人として委員会に出席し、日本を取り巻く安全保障環境の厳しさに言及した。日中間の防衛力を均衡させるのではなく、中国軍に作戦を思いとどまらせることができるよう、自衛隊の攻撃能力を向上させるべきだと訴えた。
- 拡大する戦力差
- 大陸目標への攻撃も視野
- 課題と提言
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拡大する日中戦力差 勝算は長距離ミサイルによる「縦深攻撃」=慶應大教授
日中間の戦力差が拡大するなか、神保謙・慶應大教授は長距離ミサイルの配備等によるスタンドオフ防衛能力を向上させるべきだと述べた。
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