質の悪い農薬を使用した後、大量の果樹が枯死した。苦情を申し立てる方法もなく、ネットに自身の窮状を訴えて社会に助けを求める遼寧省大連市のサクランボ農家。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
このほど、遼寧省大連市の複数のサクランボ農家は、ニセ農薬と言ってよいほど質の悪い農薬を散布したことにより、大量の果樹が枯れて大きな損失を被った。
しかし管理当局は、問題の農薬を製造した企業に対して全く処罰や規制を行わなかったばかりか、企業側が逆に農家を訴えたことがわかった。
昨年12月13日、ニセ農薬の被害を受けた農家のうち、ある兄弟は、裁判所の命令により拘束されている。
今年10月中旬から、「大連殿龍農資銷售有限公司(以下、大連殿龍)」が製造した劣悪な農薬をサクランボに使用したところ、およそ1週間後に果樹の葉が黄色くなって落ちた。そのまま枯死する果樹が続いたため、SNSに被害を訴えるサクランボ農家は少なくなかった。
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