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2023年12月15日、海運大手のマースクは紅海を通る船舶運航の一時停止を発表した。写真はデンマークのコペンハーゲンにて、デンマークの海運・物流会社マースクのコンテナ(Photo by SERGEI GAPON/AFP via Getty Images)
イランが支援するフーシ派の武装勢力による商船への連続攻撃が貿易の中断を引き起こし、世界第二位のデンマークの海運大手コンテナ船運航企業であるマースクは12月15日、紅海を通過するすべてのコンテナ船の運航を一時停止すると発表した。これに続き、ドイツの国際海運会社ハパックロイドも、同地域を通過する運航の一時停止を発表した。
12月15日、マースク社は声明の中で、「昨日(12月14日)に『マースク・ジブラルタル号』への攻撃未遂事件が発生し、今日は別のコンテナ船が攻撃を受けたことを受け、マンデブ海峡を通る予定のすべてのマースク船舶に対し、一時停航し、さらなる指示を待つよう指示した」と述べた。
マンデブ海峡はインド洋と紅海を結ぶ狭い水路である。スエズ運河をアジアと欧州間のショートカットとして使用する船舶は、すべてマンデブ海峡を通過しなければならない。
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