えつお日記

作曲家 川崎絵都夫ホームページ連動の日記です! 演劇や合唱・邦楽器のための作品を中心にした仕事日記や日々の雑感です。

Naxos…

2008年12月11日 | 洋楽
仕事場入り口ディスプレー

久しぶりの日記です…

僕が知らなかっただけなんですが、いつのまにかNAXOSのミュージックライブラリーがすごいことになっていますね。月額1800円くらいでNAXOSの2万枚以上のCDが聴き放題…しかもCD音質で。(但しストリーミング再生のみ)

NAXOS Music Liblary

自分の鑑賞用はもちろん、レッスンで生徒に聴いてもらう音源としても活用し始めました。楽器法でベルクのVn.協奏曲のことに触れた時に、試しに検索したところすぐに出てきたし、ルトスワフスキの曲など現代曲やバロック以前の曲もなかなか充実しています。

(ちなみにベルクのVn.協奏曲は「基本的に十二音技法で書かれているのに、Vn.の調弦の通りの完全五度のG-D-A-Eという音列で曲が始まること/オーケストレーションの室内楽的な響き」などに触れるために取り上げています)

好きな曲なのに古いレコードしかなく、Amazon.comで検索しても全集の中にしか入っていないらしいアンドレ・ジョリベのフルートソロの曲やフルート協奏曲もすぐ聴けて、拍子抜けしました~。

楽譜のことでピアニストの方から質問を受けたヤナーチェクのVn.ソナタも何種類もあったし。

また、セザール・フランクのPf.協奏曲のことを生徒さんが言っていたので検索したついでに、学生時代、バドミントン部で一緒だったオルガン科の先輩さん(現在は大きなホールの専属オルガニストです)が練習していたフランクのオルガン曲「Pastorale E Dur, Op. 19」を探したところありました。

まぁそこまでは、ちょっと珍しい曲でもCD化されているんだな~、と気持ちよく聴いたのですが、何とその曲のピアノリダクション(ピアノで演奏出来るように編曲したもの)の音源まであって、ものすごく驚きました。

オルガンならではの、ふわっとした雰囲気は無くなりますが、和音の変化や曲の構成はこちらの方が良くわかりました。何よりも、その曲の楽譜を手に入れたもののオルガンなど触れることが出来ずに、下手なピアノでたどたどしく弾いていた頃のことを思い出して、ものすごく懐かしかったです。

このサイトが無かったら、こんなCDがあることを知らずに死んでしまったのでは、と思いました。(そういう物があるという予想さえしないので、そもそも探しもしなかっただろうから…(^_^;)

そう言えば小学館の大百科事典が、会員登録も不要で全て無料で見られるようにもなっていて、いやはやネットの世界はすごいことになっているな、と思った次第です。

Yahoo!大百科事典


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2 コメント

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おのPさま (えつお)
2008-12-12 00:31:56
コメントありがとうございます!
全然知りませんでした~。

サッと見たらカリンニコフの交響曲がありました。(「遅れて来たチャイコフスキー」みたいで好きなんです)
でも第1番だけで第2番が無いのはやはり著作権の関係なのかな…

いや~、ありがとうございました!
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Unknown (おのP)
2008-12-12 00:01:44
ご存じとは思いますが、
http://public-domain-archive.com/classic/
こちらとか、僕は結構利用したりしなかったり(どっちだ?)です。
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