えつお日記

作曲家 川崎絵都夫ホームページ連動の日記です! 演劇や合唱・邦楽器のための作品を中心にした仕事日記や日々の雑感です。

一生食べ続けられるフリーランスの条件【山本繁さんのショートコラム】

2013年02月23日 | 雑感
いやはや、言えている・当たっている…ということばかり。ゾッとするような、背筋が伸びるような…(¨;)

(「NPO法人NEWVERY山本繁のパーソナル・ブログ」より)

私の両親はフリーランスでした。30年以上二人のフリーランスを見て来た彼らの一生から、教訓めいたものを抽出しようと試みました。才能ある若いフリーランスの方々やこれからフリーランスを目指す方々の少しでもお役に立てば幸いです。

◎一生食べ続けられるフリーランスの条件

ノマドやフリーランスになりたい人は潜在的に多いように思います。私の両親は二人ともフリーランスでした。ここで、私が両親を見ていて学んだある事実を皆さんと共有したいと思います。

<フリーランスの20代>

若い人がフリーランスとして成功するのに、最も重要なことは何だと思いますか?

「年上から好かれること」

ではないかというのが、30年以上観察してきた私の結論です。
フリーランスの仕事というのは、仕事を…

以下、山本繁氏のブログからどうぞ。

ゲームクリエイター飯野賢治さん急逝

2013年02月22日 | 雑感
もう随分前ですが、「Dの食卓」のプレステ版のオープニング&エンディング音楽のオーケストラアレンジをしました。
モスクワ一泊での録音という強行日程でしたが、エネルギッシュさと周りへの気配りなど繊細さ、優しさも兼ね備えたスケールの大きい方でした。
まだ若いけれど、人の何倍もの密度の人生だったかと…。ご冥福をお祈りします。

記事


Dの食卓・エネミーゼロ・風のリグレット以降はゲームでのヒットはあまり無くても、IT系企業経営・マスコミへの露出や講演活動、近年はiPhoneアプリでヒットを飛ばすなどの活動をされていたようですね。

「Dの食卓」は僕は自力ではエンディングまでたどり着けず、編曲の参考にするために事務所の方にプレイしてもらった動画をビデオでもらって一通り見てから作業しました。(¨;)

あの「父親殺し」のエンディングの印象は強烈でした。「母親」を象徴する指輪で扉を開きながら進んでいき、最後に狂気をはらんだ父親に出会うという、心理学的な意味での「父親殺し」の意味ももちろん有ったのだと思います。

娘が、一瞬正気を取り戻した「ヴァンパイア」の血筋を持つ父親の求めに応じて父親を射殺する…というエンディングの直後の音楽の強烈な切なさに、息苦しさを覚えながらアレンジした記憶があります。確か、劇中音楽は飯野さんの作曲ですがエンディング曲の作曲は飯野さんではありませんでした。木村某さんだったかな。

あと、モスクワの「モスフィルムスタジオ」で、ボリショイ歌劇場オーケストラをメインにしたオケで行った録音も印象深いものでした。

初見で上手に弾けるオケでは無かったのですが、練習を重ねるにつれてロシア的な重厚なサウンドになっていき、最後はすごい演奏が出現して驚きました。
しかも、そのスタジオで「久しぶりに使う(笑)」とエンジニアさんが言って引っ張り出してきたデジタルレコーダーの調子が悪く、いいところでノイズが入り、みんなで「ノイズが出ませんように」と祈りながらの録音作業に。
「デジタルって、祈らないとダメなんだ~」と後から大笑いでしたが、その最中はみんな必死でした。全て懐かしい思い出です。