えつお日記

作曲家 川崎絵都夫ホームページ連動の日記です! 演劇や合唱・邦楽器のための作品を中心にした仕事日記や日々の雑感です。

文化座稽古場へ

2007年05月30日 | 演劇
文化座「眼のある風景」の稽古場へ行く。
稽古を観てからスタッフ打ち合わせ。

16日から腰痛があり一時良くなったがこの日は痛みがぶり返す。
慎重に駒込北口駅前商店街を歩いていたら「犬のタバコ屋さん」発見!

ん?何だ…


近づいて行くと…

アカデミア→和田珈琲店→ヤマハ

2007年05月22日 | 洋楽
久しぶりに時間に追われずに、本郷のアカデミアミュージックへ。最近気に入っている(今までその魅力に気が付かなかったと言うべきかも)スカルラッティのソナタや、最初の目的のベリオのセクエンツァのスコア、さらに文化座の芝居で使うかも知れないイザイの無伴奏バイオリンソナタの楽譜、フランスのソルフェ教材(新曲視唱)も購入。

思い立って、十年振りくらいに本郷三丁目の「和田珈琲店」へ。浅炒りの豆を超粗挽きにして大量に使いサッと落とす、という贅沢なアメリカンコーヒーで有名な店。飲んだ瞬間「あ、これだった!」

何のことはない、ずっと飲みたかったコーヒーがこれだったことに気がつきました。最初に飲んだのは二十年以上前になりますが、その時と同じ味、香りが蘇りました。感動。

その後池袋のヤマハへ。ここも久しぶり。委嘱作品のための勉強用にギター関連の楽譜、フランスの新曲視唱教材、同じくフランスの和声の教材、それからMANUEL PRATIQUE pour l'approche des styles,de Bach a Ravelも見つけ、思わず購入。

こんなの、僕が学生の頃にはヤマハには全然在庫は有りませんでした。時代は変わった?

ギターとソプラノの曲

2007年05月21日 | 洋楽
ソプラノの根来加奈さんから委嘱を受けている「ギターとソプラノヴォカリーズのための曲」の作曲のために、根来さんと2時間半ほど打ち合わせ。コロラトゥーラの声についてのレクチャーも交えて。

ルチアーノ・ベリオの「セクエンツァ3(←原題は数字がローマ数字です)」の話しになり、久しぶりに「レコード(LP)」をかける。作曲者の夫人のキャシー・バーバリアンの超絶技巧もさることながら、こういう一見ドライな表現を駆使できる曲にして欲しい、とのこと。

ギターの技法や曲も復習して早速スケッチを取り始める。アカデミアミュージックにセクエンツァのスコアの在庫があるということで店まで買いに行くことにする。

邦楽合奏団あらたまコンサート

2007年05月20日 | 邦楽
三重県の邦楽合奏団「真珠(あらたま)」の第14回定期演奏会に行きました。
僕の作曲した「組曲・弁慶」を始めとして、盛り沢山の意欲的なプログラムでした。
しかも作・編曲家の福嶋頼秀さん(今回はアンコールを編曲)の軽妙な司会でとても雰囲気の良いコンサートでした。

池上慎吾さんの「大連」(作曲者は来場せず)は一瞬「宇宙戦艦ヤマト」を思わせるようなヴォカリーズの章もある混声合唱と邦楽合奏の壮大な曲。
愛澤伯友さんの「濤声(とうせい)」は大鼓(おおかわ)と尺八の二重奏という大変変わった編成。空気をつんざく大鼓の音が印象的。
他に、碧の伝説、水分(みくまり)の森、鹿の遠音、マリンバ独奏(「大連」にマリンバが使われているのです)、アンコール、と盛りだくさん。

満員のお客様にも満足して頂けたようです。

リハーサル風景


箏の団員の方と


文化座「眼のある風景」

2007年05月17日 | 演劇
地人会の初日の次の日、文化座「眼のある風景」の音楽打ち合わせに行く。

久しぶりの文化座のアトリエ、読み合わせを聞かせて頂いてから、劇中で役者さんがバイオリンを演奏するシーンを中心に、演出の西川信廣さん・演出助手の和田陽子さんと打ち合わせ。

あらかじめ選曲しておいたバイオリンの曲も聴いていただく。しかしバッハって、何にでも合ってしまうので、ちょっと不思議というか…