最近の作業 2006年07月31日 | 邦楽 今スケッチ中のものは、邦楽合奏団「あらたま」の委嘱による組曲と、邦楽合奏団「昂」の委嘱による民謡メドレーの編曲、そして日本音楽集団の11月公演用の「呑気布袋」。 これらが順調に行けば8月下旬には、一旦文学座9月公演「ゆれるクルマの音」の作曲に余裕で取りかかることが出来る…ハズなんですが……新しい合唱曲も書きたいなぁ~…
詩人の恋 2006年07月26日 | 洋楽 滞留中の大量事務を一部片付けてから作曲スケッチ。夕方から作曲レッスン。 梅雨明けがこんなに遅くなるとは思いませんでした。今日は日射しが強かったですが、また週末は雨模様とか…。数年に1回は梅雨明けが8月にずれ込んでいるようですが、グズグズ天気は夏らしくなくてやや拍子抜けですね…。 レッスンで、シューマンの「詩人の恋」の1、2曲目の分析をしました。和声やメロディ・リズムなどの詩(言葉)との絶妙な関係に、分析しながら感動。フィッシャーディスカウの30年前の録音が素晴らしく、これまた感銘を受けながらのレッスンでした。 生徒持参のCDのピアノはエッシェンバッハ。僕の昔のFMのライブ録音カセットのピアノはホロヴィッツ。どちらもスゴい。
ふたりのイーダ&「出雲の阿国」打ち合わせ 2006年07月25日 | 演劇 演出の鈴木龍男さんと前進座「出雲の阿国」の秋の地方公演のための音楽打ち合わせ。 池袋の芸術劇場での劇団「仲間」の『二人のイーダ』を演出されているとのことで、御招待頂いて観劇したあとに、メトロポリタンホテル1階のCross Dineで打ち合わせをしました。 『二人のイーダ』は、声高に叫んだり絶叫して訴えるなどというシーンは皆無なのに(皆無だから、かな)切々と反戦の想いが伝わってきて心に染みました。ストーリーも全く予備知識無しで観ましたが大変感動しました。照明も良かったですし、萩京子さんの音楽も「ピアノ、バイオリン、チェロ、ファゴット」くらいのシンプルなものでしたが、重くなりそうなシーンで救いのように鳴るBGMがとても良かったです。 装置は、椅子は歩くわ、蝶は飛ぶわ、椅子が崩れるわ、とても面白かったけど仕組みがよく分からない… 「出雲の阿国」は初演の時にやや気になっていた部分が鈴木さんと共通だったことが判明し、これから稽古に伺ったりしながら改訂をすることになりました。細かいことなので、もしかすると気が付かれないかも…??
前橋県庁ロビーコンサート 2006年07月19日 | 雑感 群馬のNPO・三曲合奏研究グループから委嘱を受け、今年4月に初演して頂いた「上州物語」全曲の再演がありました。 群馬県庁のロビーのホールでの「ふらっとコンサート・2006年第3回」でした。 先月も高崎で一部再演して頂いたそうで、皆さんの手の内にだいぶ入って来られた印象でした。 特に尺八の響きが素晴らしく、箏・三絃とのアンサンブルが非常に充実した演奏でした。 一般のお客さんが200人入られましたが、初めて聴く曲の拠り所となるように1曲ずつ解説しました。 大変和やかな雰囲気の中、群馬をテーマにした曲を皆さんに大変興味を持って、楽しんで聴いて頂くことができました。 終わってから「打ち上げ」ならぬ「食事会」でメンバーの方々とご一緒しました。 写真はリハーサル風景です。
仕事のペース 2006年07月11日 | 雑感 7月1週にすっかり調子を崩してしまい、仕事のペースがえらく遅くなっています。困ったな~。まぁ、すっかり真夏の気温・湿度になってきて体調を崩している人が回りにも多いですが…。 移動中の電車で、一両のお客ほぼ全員が「爆睡」ということもあったから、みんな疲れる天候なんでしょうかね~。
フィガロの離婚初日 2006年07月08日 | 演劇 地人会公演「フィガロの離婚」が初日を開けました。 お客さんが入り、いろいろな部分の流れや意味がくっきりと際立ったり、逆に「え?こういう意味なの?」と驚いたり… 「フィガロの結婚」に詳しい方もそうでない方も楽しめるお芝居だと思いますが、フィガロの結婚を知っている人は更に、あちこちにいろいろな仕掛けがあって面白いと思います。 写真は美術の一部分(権利関係に配慮して小さめ画像にしてあります)
フィガロの離婚・ゲネプロ 2006年07月07日 | 演劇 出かけようとした矢先、よりによって、自宅の門扉が開閉の度にぶつかる「沈丁花」の枝に、足長蜂が巣作り中なのを発見。その過程を観察したいくらいに蜂がセッセと働いていて興味深いのだが、子どもの出入りもあるしそうも言ってられなくて殺虫剤で退治後、巣を落とす。合掌。 「フィガロの離婚」の午後の場当たりと夜の通しへ行く。音楽的な部分のチェックなど。 夫婦の問題、価値観の180度転換における人間の反応、自由とは?正義とは?…さらに、歌もますます過激な歌い方になってます…(笑)「フィガロの結婚」に詳しい方はとても面白いか、とても驚くか…。 終了後、装置(美術)の倉本政典さんと、短い時間でしたが演劇の仕事に付いていろいろお話し出来て、日頃の思いを確認できたり、目を開かされたり、考えたり。何だかとてもリフレッシュ出来ました。感謝です。
音楽花火! 2006年07月06日 | 雑感 こんなのを見つけました。『音楽花火』と称して音楽に合わせて花火が連動して打ち上がっています。すごい…特に「ボレロ」は感動。 株式会社金子花火 ついでに…総合「花火情報」はこちら 花火情報館 ミサイルは、燃料は火薬では無いだろうけども、いずれにしても、武器にも芸術にも使える材料を平和的に使える世の中でありたい、と思います。
光ファイバー 2006年07月05日 | 雑感 少し前に申し込んであった、インターネット接続を光(Bフレッツ)に変更する工事がありました。 でも、自分のものや他の人のブログの読み込みにかかる時間はあまり変わりませんでした。これはこちらでは無くて、サービス提供側のサーバーの能力の問題なんですかね~??ブログは今でも急激に増えているようなので、そのせいかしらん…
ちょっと… 2006年07月04日 | 雑感 ちょっとアクシデントが起こり、気分的に作・編曲が全く捗らず…ま、こういうこともあるかな、と。元々ここ2日ほど体調がイマイチだったしな~。 今日は諦めて夕方から散髪、プールに行き明日からまたリセットしようとの目論み。
國越健司先生 2006年07月02日 | 洋楽 生徒3人の和声学レッスンをこれから國越健司先生に見て頂くために、一緒に先生のお宅まで行く。一通りの自己紹介後、レッスンへの導入として鍵盤ハーモニーなどをして頂き、僕は見学。自分の受験時を思いだし、とても懐かしい。部屋も同じだし…。 國越先生は現在洗足学園大学の客員教授ですが、僕が受験の時に大変お世話になった先生です。パリ国立高等音楽院で正統的なエクリチュールを勉強されて帰国後、教授活動をされています。 ちなみに先生の名前でgoogleなどの検索をすると「國越健司氏に和声(対位法、楽曲分析等々)を師事」という多数の記事が出て来ます。