悪戯書きのような板書きをする劣等生。書いては消し、書いては消しの繰り返し。その、(単語の)チョイスが壮絶絶妙な、ジミー大西的な天賦に司られた少年。しかし、「それを本当に笑えるのか?」と、オレの前を笑いながら通り過ぎようとした奴をとっ捕まえてそう、問うた。凄んでしまったので、「あ、ゴメンゴメン!止めちゃって!」と、直後そいつを解放する。一方、黒板の方は?と云うと、「らんま1/2 熱闘」迄書けたので、 → 「篇」と書けるか?と期待していたら、予想を上廻る展開。そもそも、漢字ですらなくそれはカタカナだった!全文を記せば、「どうもすいま御座奉り候狂かつれ(らんま1/2熱闘キングエクスポ)と書かれてい、更に、「狂かつれ」の文末に「← ここで唐突に終わる」と、注釈(?)もあった。一人の生徒が、「半分はネタで、半分は社会への怒りだろ?」そう発言すると、クラス内は笑いに包まれ、和やかムードに。なったのも束の間、軍人二人が現れ、召集令状が出ている者を連れてくと告げる。一番の問題児として、件の板書きしていた奴がまず連れてかれた。事前に、「二十四時間拘束されることになり、自由は一切なく軍事訓練に総てを費やし、殺人マシーンを養成する」と云う主旨の説明を受けていたことを思い出す。そして、消灯。その後、無予告に更に数人が連れてかれた。暗闇に眼が馴れると、人影がどんどん消えてゆくのが見え。オレは如何やら免れたようなのだが、来ては帰ってゆく軍人の、その蒲団を(ブーツで)踏み締める感触が自らの寝床に確かに伝い、これ程迄に神経を研ぎ澄ましたことははないだろうと、緊張の最中、思い震えていた。扉(ヴェランダ側から出入りしていた)が閉められ、召集作業が終了したと思い、蒲団をがばとめくり、「あれ?いるのこれだけ?」周囲を見渡し、余りの人数の少なさに驚いたら、「お前が言うな!」と、クラスのボス的な存在の奴に言われ。廊下に出ると(翌朝なのだろうか?)、両サイドに会議室用の机が並べられてい、お弁当がその机上に沢山並んでいた。オレは、ポケットの中に持っていたマジックインキを取り出すと、「捨てろ!」と、同じく召集されなかったクラスメートに強要された。「持ってない方が身の為だぞ!」的な雰囲気醸し出されつつ…。お腹は全然、空いていない。悪い予感は、覚醒後も決して拭えなかった…。ま、ユングだったらこの夢、如何分析するか知らんが、ディスストーリー・ベースドオン・マイ・“スウィート”・ドリーム。
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