漠然としたイメージが次第にはっきりとしたものに取って代わる。街の中にいる小鳥たちは冷静さを失い、共喰いを始めさえずりは消えた。自らの存在を誇示証明するように雷【IKAZUCHI】は波乱の幕開けを予告する曇天の明るい夜空。アスファルトの道、植樹根によってズタズタに切り裂かれ、笑みの妖精(夭逝)は近づきぬ。喧騒による混沌の混乱を敢えて避けて寄り添う動物は灯を物色中、気持ち悪いなあ。静寂はその出番を待ち続ける。されど、我々の元には決して訪れず。一縷の望み廃れ果て。我々はいつもそうやって、その場凌ぎでやって来た。それこそが我々の歴史であり、レゾンデートルなのである。JCなのか?物凄い形相で近づいてきて、道を訊ねられるもしかとシカト。嗚呼、渡る世間は、、、
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