今から3年前(平成20年)のこと、
九州に住むK.A.さんから、一通のメールが届きました。
------K.A.さんは、私が当時書いていた古いブログを読んだらしく、
藁をもすがる思いで、相談のメールを書いてきたのでした。
メールの概要は、次のようなものでした。
私は、3年前に、子供の授業参観の折、不意の事故に見舞われました。
生徒が振り回していた縦笛が、私の左眼窩上を直撃したのです。
その後から、
左顔面や首、左耳、左鼻の痛みや違和感などの症状が出てきました。
1年半後、髄液が漏れていることが分かり、
脳脊髄液減少症のためのブラッドパッチ治療をしました。
以前より症状は少し軽減しましたが、
左鼻が腫れたり、膿が溜まったり、根本的には治っていません。
このような症状は、脳脊髄液減少症の人にもいなくて、原因不明です。
・・・・・、・・・・
そして、最後に
私の施術を受けてみたいという意向が書かれてありました。
私は、メールによる整体の依頼については、
整体後のケアが難しいことや信頼関係が薄いこともあって
ほぼお断りしております。
しかしK.A.さんの場合は、施術してみたいという気持ちが湧いて、
お申し出をお受けすることにしました。
メールから2ヶ月後の5月、
九州に住む K.A.さんは、脳脊髄液減少症の治療のため
熱海の専門病院の診察を受けるため上京し、その足で、
整体室を訪れ、私の施術を受けることになりました。
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