久しぶりに幼なじみのSちゃんと待ち合わせして、
病院にお見舞いに行ってきました。
Sちゃん、体を動かすちょっとした拍子に、
「イテッ」「イテテッ」を連発して、
腰を”ヘ”の字に突き出して、ペンギンさんのような歩き方。
で、・・とうとう黙っていられなくなって、
「ウチに寄らない?・・その腰、ちょっと治さないと・・」
Sちゃん、「あまり時間がないんだけど・・」と言いながら、
ウチに寄って、整体室のお客さんになりました。
体に触れてみて驚きました。肩も腰も足も、
硬くて硬くて、ちょっとやそっとの力では、関節が動かない。
力いっぱいグイグイ動かして、~~こんなに力を出すなんて滅多にないわ。
Sちゃんが言ってくれましたよ。
「整体って、重労働だわね」と。
Sちゃんは広い家に住んでいて、
お庭も広くて(100坪以上はある)、きれいに草取りされていて、
Sちゃんの腰曲がりは、多分、草取り時間が長いせい・・。
ペンギン歩きを治すつもりだったけど、それより以前に、
「両肩が上に上がってしまって、首が肩にもぐり込んでいる」
という、上半身の問題を正すことが先決と判断しました。
なぜ、両肩が上がってしまったか。
・・それは多分、草取り姿勢のせいと思う。
草取りをして、手元がきれいになると、その先の草へと手を伸ばします。
更にもっと先の草へと手を伸ばすので、肩が手に引っ張られます。
その結果、肩が少しづつ上がっていくのです。
「じゃあ、どうすればいいのよ?」
「手を伸ばすんじゃなくて、両足を前に移動するのよ」
「そんなこと、やれない」
そういえば、古いブログに、
「首が短くなった?かな」の話を書いてます。参照して下さい。
両肩が上に引き上げられると、肋骨も上がります。
Sちゃんは「両手をグっっと上げると気持ちいい」と言ってましたが、
その気持ちよさは、肋骨が上がり始めた時にも現れるので、要注意です。
~~こういう場合、逆に、肩(手・腕)を下げる運動をしたいですね。
たとえば、腕立て伏せのポーズをとって、肘を締め、
床にシッカリ手をついて、体を前と後ろに前後させるという運動。
固まった肋骨に可動性が現れます。
このとき、アゴを上げてはいけません。アゴを引いて行なって下さい。
さて、Sちゃんに、
グイグイと力の入った整体をした結果、
腰の痛みはまだ残っていて、残念そうでしたが、でも、
手と腕にちょっとばかりの成果が出ました。
「あら、頭の上に手を伸ばしても痛くないわ。
今朝は手を上げて髪をとかせなかったのよ」という効果と、
「手が後ろに廻るようになった」という効果です。
「え?・・手が背中の方に回らなかったの?」
「そうよ」とSちゃん。
「それって、五十肩じゃないの」
「あらっ、70歳なのに、五十肩になるの?」~~ですって。
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