「うちのダンナさん、今年も水虫が出来ちゃって、
もう5~6年、水虫が治らないんですよ」
というKさんの話で始まった水虫のはなし。
「病院へは行ってますか?」
「診てもらってます。
病院でお薬をもらってくると、一時治ったかに見えるけど、
そのあと、また水虫が出来ちゃうんですよね。
完治できないみたいで・・」
「ダンナさまの足に問題があるのかも、ね?」
「え?・・どんな問題ですか」
「足の指に汗をかいて、じめじめしているわね、きっと。
フローリングを歩くと、指の跡がつくみたいなことは?」
「ああ、跡がつきます」
「フローリングに濡れたような足跡がつく人は、
足に、発散力がない、ベタつき汗をかいている人なのよ。
発散力があれば、足に汗をかいても、発散して、乾く。
だから、フローリングを歩いても、足跡がつかない」
「うちのダンナさんの足跡は、ベタつき汗の跡だったか・・」
「水虫は、湿気とほどよい温度の中で、増えるので、
ダンナさまの足指は、水虫にとって住みやすい環境なわけね」
「だから完治できないんですか?」
「だと思う。発散力がある人の水虫は、薬で完治しやすいもの」
「ダンナのベタ汗体質、治せないんですか?」
「多分、ダンナさまは、足指力(つま先力)が弱いのね。
足指にしっかりしたエネルギー活動が働いていれば、
発散力のある汗をかくので、足は乾いてベタつかないはず」
「ベタ汗をかく人は、つま先立ちが苦手なはずよ。
あなたとダンナさまとで、つま先立ちの競争をしてごらんなさい。
ダンナさまは足指力が弱いから、あなたが勝つかも・・」
「おもしろ~い。・・帰ったらやってみよう」
「もしかして、ダンナさまは、サンダル愛好者?」
「ええ、サンダル履いてます。水虫にはサンダルの方がいいって」
「サンダルって、つま先を上げ加減にしないと、抜けちゃうでしょ。
だから、指先に力が入らない歩き方になって、足指力が弱るのよ」
「・・じゃあ、かかとにバンドがあるサンダルを履けばいいんだ」
「水虫って、お風呂のマットなんかで伝染るっていうじゃないですか。
私や子どもに伝染ると大変だから、気を使って・・」
「あなたには、水虫は伝染りません」
「え?・・どうして伝染らないんですか?」
「あなたの足は、冷え性の冷たい足で、しかもカサカサ。
水虫菌がついても、繁殖できない足です」
「あっ、そうか。。。。良かったぁ」
・・(それはそれで、問題ありだけど、ナ・・)
「子どもたちの足にも、水虫は伝染りにくいでしょうね。
子どもの足は、エネルギーが満ちて、べた汗をかかないから」
(・・最近の子どもには、ベタ汗派が多くなっています)
ただし、指に傷や腫れがある場合は、注意。
熱と湿気があるので、水虫が入り込む可能性はありますよ」
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~~以上、Kさんと交わした水虫談義です。
発散力のある足の持ち主も、靴の中で足が蒸れると、
水虫に取り憑かれることがありますので、ご用心。
ウチのだんなもベタ足ベタ手です。
新聞紙がくっつきます。
紙をめくるのに指サックがいらないし、スーパーの袋詰めのところのスポンジを不思議がってました。
便利だと思ったけど、めぐりが悪いのは良くないですね。
あと、糖尿体質だと水虫になりやすいときいたことがあります。
補足ですが、◯モリ様のご主人のベタ足ベタ手は、おそらく「ベタつき汗体質」とはまた違った体質ではないかと思います。
以前、Miz の整体室に「手の平が異常に濡れてボールペンの文字が滲んで困る」という方が来室しましたが、ご主人の場合は「手掌の濡れ度合が便利」という程度なので、むしろ喜ばしいのでは・・。
臭いも気になりませんし、ベタつき汗体質とは違う感じですね。
そういえば、男性はあまりスーパーの指濡らしスポンジ?使っていませんもんね。