みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

手技治療 と セクハラ問題

2012-10-13 | Mizの整体法

鍼灸や整体治療においては、

女性に対するセクハラ行為が問題になることがあります。

 

2年位前の話ですが、

Tさん(=Miz の友人)から質問を受けました。

「鍼灸治療では、女性の恥部への治療行為は必要ですか?

あなたの場合はどうですか?」と。。。

 

Tさんは、職場の同僚から相談を受けているとのことでした。

「 同僚の娘さん=女子中学生が、

鍼灸治療を受けた際に、セクハラ行為を受けて、

ショック状態に陥ってしまっている。

事情を知った父親が、鍼灸師に抗議に行ったが、

「治療の一環であって、セクハラではない」

との一点張りで、謝罪も反省もない。

怒った父親は、「許せない。警察に訴える」と息巻いている。

母親としては、娘が警察に事情聴取されたら、

さらにショックが増すのではないか、

ここは穏便に収めた方が・・と迷っている 」

と、そんな相談内容でした。

 

Tさんの質問に、Miz は答えました。

「恥骨の周りというのは、Miz 整体にとっては、

最重要な治療ポイントなのよ」・・と。

しかしながら、

「Miz の場合は、下着の上から、治療ポイントを押圧します。

「痛い!」って、皆さん、悲鳴を上げますね。

たとえ鍼灸師でも、治療家であるならば、

治療ポイントに、素早くタッチして、鍼灸治療を行うはず、で、

下着の中に手を入れて治療ポイントを探る、

そういう行為は、あり得ないと思う」・・と。

 

「う~ん、そうすると、

やはり、セクハラ行為かなあ」とTさん。

 

「でもねぇ、」とMiz 。

「警察に訴えるというのは、どうかなあ。

女子中学生にとっては、

忘れたいことを思い出させられたら、更に辛いだろうし、

鍼灸師にとっては、妻に内緒の出来心が、

家庭問題、死活問題に発展しちゃうのも可哀そうだし・・」

 

セクハラ問題は、Miz のような考えで、

泣き寝入りするケースが多いんですよね・・・

 

でも、中学生のお父さんは、怒りが収まらず、

ついに、警察に訴えました。

 

鍼灸師には、余罪もあったそうで、、、

、、、新聞記事にもなりました。

 

鍼灸師は、その街から出ていきました。

・・・奥さんは、鍼灸院の受付をしていて、

・・・子供さんも2人いるとか。

 

Miz は思います。

男という性生物は、

可愛い女の子や、色気のある女性が近くに来れば、

心がゆるみ、情がわくのは、当たりまえ。

それを理性で、あるいは職業意識で、どうコントロールするか。

・・・男気をコントロール出来なかったら、

・・・我が身に危難が振りかかる、と心得て、

男気を封じ込める方策を、十重二十重に講じるべし、と。

 

たとえば、先の鍼灸師の場合、

仕事場は、密室構造にはしない。

治療中は常に、受付の奥さんの目が届く配置にする。

助手や従業員の監視(?)の中で、治療を行う____などなど。

~~相手を女性ではなく、患者さんであると意識すること。

~~患者さんを治すという、プロ意識に専心すること。

 

しかしながら、

男性の手技治療師にとっては、

たとえ職業とは言え、

女性の患者さんへの恥骨周辺への手技治療は、

やりにくい面があって、躊躇するのではないかなあ、

と思います。

・・Miz 整体でも、男性客は敬遠していますもの・・。

 

しかし、人の体においては、

恥骨周りは、治療の最重要ポイントであることを、

Miz は力説したいです。

       ・・(つづく)・・

 

 


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