鍼灸や整体治療においては、
女性に対するセクハラ行為が問題になることがあります。
2年位前の話ですが、
Tさん(=Miz の友人)から質問を受けました。
「鍼灸治療では、女性の恥部への治療行為は必要ですか?
あなたの場合はどうですか?」と。。。
Tさんは、職場の同僚から相談を受けているとのことでした。
「 同僚の娘さん=女子中学生が、
鍼灸治療を受けた際に、セクハラ行為を受けて、
ショック状態に陥ってしまっている。
事情を知った父親が、鍼灸師に抗議に行ったが、
「治療の一環であって、セクハラではない」
との一点張りで、謝罪も反省もない。
怒った父親は、「許せない。警察に訴える」と息巻いている。
母親としては、娘が警察に事情聴取されたら、
さらにショックが増すのではないか、
ここは穏便に収めた方が・・と迷っている 」
と、そんな相談内容でした。
Tさんの質問に、Miz は答えました。
「恥骨の周りというのは、Miz 整体にとっては、
最重要な治療ポイントなのよ」・・と。
しかしながら、
「Miz の場合は、下着の上から、治療ポイントを押圧します。
「痛い!」って、皆さん、悲鳴を上げますね。
たとえ鍼灸師でも、治療家であるならば、
治療ポイントに、素早くタッチして、鍼灸治療を行うはず、で、
下着の中に手を入れて治療ポイントを探る、
そういう行為は、あり得ないと思う」・・と。
「う~ん、そうすると、
やはり、セクハラ行為かなあ」とTさん。
「でもねぇ、」とMiz 。
「警察に訴えるというのは、どうかなあ。
女子中学生にとっては、
忘れたいことを思い出させられたら、更に辛いだろうし、
鍼灸師にとっては、妻に内緒の出来心が、
家庭問題、死活問題に発展しちゃうのも可哀そうだし・・」
セクハラ問題は、Miz のような考えで、
泣き寝入りするケースが多いんですよね・・・
でも、中学生のお父さんは、怒りが収まらず、
ついに、警察に訴えました。
鍼灸師には、余罪もあったそうで、、、
、、、新聞記事にもなりました。
鍼灸師は、その街から出ていきました。
・・・奥さんは、鍼灸院の受付をしていて、
・・・子供さんも2人いるとか。
Miz は思います。
男という性生物は、
可愛い女の子や、色気のある女性が近くに来れば、
心がゆるみ、情がわくのは、当たりまえ。
それを理性で、あるいは職業意識で、どうコントロールするか。
・・・男気をコントロール出来なかったら、
・・・我が身に危難が振りかかる、と心得て、
男気を封じ込める方策を、十重二十重に講じるべし、と。
たとえば、先の鍼灸師の場合、
仕事場は、密室構造にはしない。
治療中は常に、受付の奥さんの目が届く配置にする。
助手や従業員の監視(?)の中で、治療を行う____などなど。
~~相手を女性ではなく、患者さんであると意識すること。
~~患者さんを治すという、プロ意識に専心すること。
しかしながら、
男性の手技治療師にとっては、
たとえ職業とは言え、
女性の患者さんへの恥骨周辺への手技治療は、
やりにくい面があって、躊躇するのではないかなあ、
と思います。
・・Miz 整体でも、男性客は敬遠していますもの・・。
しかし、人の体においては、
恥骨周りは、治療の最重要ポイントであることを、
Miz は力説したいです。
・・(つづく)・・
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