みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

② 幼少時の盲腸手術跡の後遺症

2019-03-08 | 手術の傷跡への施術
みーばぁ整体室----1〜2月の事例より:その2

 1〜2月の整体施術から、5例をピックアップしてご紹介します。

② ~~~~~~~~~~~~1/22の事例~~~~~~~
幼少時の盲腸手術跡の後遺症  -----  Uさん(63歳、女性) 

1月中頃に体調を崩して、病院に駆け込んだというUさんの事例。
〜〜当時の様子は、
1  点滴が体内になかなか入っていかず、時間がかかった。
2  腎機能が低下。オシッコが出ない、出にくい。
3  大便の色が 黒〜灰色っぽい。
4  体に水気がなく干からび、ミイラになったような感じ。
5  顔色が悪い。声がかすれる。
6  気だるい。外出する気にならない。

来室した Uさんの顔を見て、みーばぁはハッとしました。
いつもキリッとしたUさんの顔が、どんより・・・。
話をお聞きして、みーばぁは、
「Uさんも 腹膜系に異変が出ているのかな?」と思いました。

というのは、今冬も1月頃から、手術跡の硬縮(しこりのようなもの)による病的トラブルがお客様の中にチラホラみられたからです。
冬期は、手術跡が硬くなりやすい。その硬縮が下位組織の腹膜系に及んで腹膜の一部が硬変し、腹腔内の臓器の働きを阻害しているという構図が、そこにはみられます。
Uさんは幼少時に盲腸の手術をしています。もう55年も前の手術で影響は無なさそうに想えますが、影響が現れることがあるのです。


そこで、Uさんには仰臥位になっていただき、
盲腸の手術跡を中心に腹部を探りました。すると、内部になめらかではない硬変した組織(おそらく腹膜)が触感されました。〜〜この硬結した膜組織をなめらかに動く組織に変える作業。この作業はみーばぁ得意のテクニックです。(このテクニックをみーばぁは次の世代に残したい。どなたか、真剣に受け継ぎたいという方、いませんかねぇ?!)

この後、Uさんの腰椎と仙骨に、「握りこぶしのテクニック」を行って、みーばぁ整体は終了しました。

帰り際に、Uさんが 笑いながら
「あ〜ら、お腹の中が動いてるわ〜」と言うので、
「お腹の中が動いているのが分かるんですか?」
と、みーばぁは確かめました。〜〜〜お腹が動き出せば、腹腔内の他の臓器も活性することが期待できます!!

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いつもは月1回、来室するUさんですが、心配なのか、
2週間後の 2/5日に予約をとって帰りました。
・・そして、この日、

Uさんは「友だちとランチをした」ことを報告。
〜〜〜ランチに行くぐらい元気になったってことね、とみーばぁはやや安心しました。

そして、Uさん、面白いことを言いましたよ。
「なんか、おへそが盲腸の方に引っ張られている感じがするんですよ」と。
〜〜本当にそんな感覚が分かるんだったら、Uさんの感受性、鋭いなと思います。・・確かに、盲腸の手術跡はまだ完全に軟らかくなっていなくて、お腹のおへそのラインが盲腸側にやや引っ張られている状況が見られました。この日は、その状況を中心に施術。

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