今日のお客さまの腰痛・・・、
原因は、ガーデニングと草取りの姿勢にありそうです。
おそらく、お尻をドスンと落とし「しゃがみ姿勢」で、何時間も草取りをしたのでしょう。
加えて、体をひねった状態で作業をした形跡もあります。
ちなみに、どういう格好で草取りをしていたのかを、実演してもらいました。
~~お分かりでしょうか、
腰を落として、草取りをするこの姿形。
これは女性によく見られる姿ですが・・・、
この姿勢を続けていると、背骨が後湾(背中が丸まる)します。
骨盤にはストレスがかかります。
その結果、腰痛やひざ痛だけでなく、腹腔内のトラブルも引き起こしかねません。
<骨格の仕組み>に強くなろう
お尻をドスンと後に落とす"しゃがみ姿勢"では、骨格にどんな力がかかるのでしょうか。
腰にはかなりの加重ががかかるので、「骨盤が下がるのではないか」と考えがちですね。
しかし、
骨盤に掛かる力は、骨盤を下げながら+回転させる方向に働くのです。
背中も後弯(背中が丸まる)します。
矢印で、力の方向を示してみると、次のようです。
オレンジの矢印=背骨を後弯させる力 赤の矢印=骨盤を回旋させる力
お客様の腰痛の原因は、骨盤にかかった加重によって関節が変化し、その結果、骨格がスムースに動かなくなったと考えられます。
だとすれば、腰痛を改善するためには、
「誤った力の方向性を修正する」
「変化した関節を修復する」
という問題を念頭に入れて、体の修理作業を行う必要があります。
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次の写真は、修理前の骨格の動きと、修理後の動きの違いが現れています。
背中の丸みや、骨盤の位置など、微妙な違いを比べてみて下さい。
-----全身的な雰囲気も違いますね・・・。
修理 前 修理 後
お客様の声『うわぁ、全然ちがう!、楽ぅ~」
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