しゃがみ姿勢)は、多かれ少なかれ、足腰に負担をかけます。
立ち上がったとき腰がすっと伸びない、足腰に痛みが出る、など。
しゃがみ姿勢は、関節を極端に折り曲げて体重を支えているので、関節が変位しやすい姿勢です。
次の5つのしゃがみ姿勢の写真を見て下さい。
体重の支え方=重心の位置=がそれぞれに違うのですが、
~~比べて見て、違いが分かりますか?
1重心後方型
2重心前方型
<骨格の仕組み>に強くなろう 基礎編
しゃがみ姿勢で気をつけたいのは、体重のかけ方です。
重心の位置が、体の前方でも後方でもなく、右でも左でもない位置、
つまり足の中心軸に重心がくるようにすれば、ベストです。
~~これが、難しい!んですよ。。。。
1後方重心型
主に、お尻(=後方)に体重をかけている姿勢です。
安定感があるように見えますが、お尻の重さに引っ張られて、立ち上がるとき、スッと立てません。
「よっこいしょ、どっこいしょ」とひと声かけて、体重を腰から足(=
前方)に移動しないと、お尻が持ち上がらない。
-------腰痛の出やすい姿勢です。
2前方重心型
つま先、ひざ、手、胸などに負荷をかけている姿勢です。
やはり、立ち上がるときスッと立てません。
立ち上がるときは、手をついて、その反動で体重を後方(足、脚)に移動させるという仕草が必要になります。
-------ひざ痛、肩痛などが出やすい姿勢です。
3足軸重心型
足が体重を支えている姿勢です。
------詳しくは、足底の体重支持部に近い部分に、体重が乗っています。
1、2の場合より、スムースに立ち上がることが出来ます。
だだし、最後の写真の場合、体を右に捻っていますね。
体を捻った上体が長く続くと、体軸に捻れ(側弯)の変形が現れますから、注意して下さい。
しゃがみ姿勢に問題があると、
ウォーキングで足を鍛えている人でも、足腰に痛みが出たりします。
気をつけよう。
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