みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

しゃがみ姿勢=草取り 《 重心の位置に気をつけよう 》

2010-06-20 | 姿勢

しゃがみ姿勢)は、多かれ少なかれ、足腰に負担をかけます。

立ち上がったとき腰がすっと伸びない、足腰に痛みが出る、など。

 

しゃがみ姿勢は、関節を極端に折り曲げて体重を支えているので、関節が変位しやすい姿勢です。

 

次の5つのしゃがみ姿勢の写真を見て下さい。

体重の支え方=重心の位置=がそれぞれに違うのですが、

~~比べて見て、違いが分かりますか?


1重心後方型

 

2重心前方型


3足軸重心型

 



 <骨格の仕組み>に強くなろう    基礎編   


しゃがみ姿勢で気をつけたいのは、体重のかけ方です。

重心の位置が、体の前方でも後方でもなく、右でも左でもない位置、

つまり足の中心軸に重心がくるようにすれば、ベストです。

~~これが、難しい!んですよ。。。。

 

1後方重心型

主に、お尻(=後方)に体重をかけている姿勢です。

安定感があるように見えますが、お尻の重さに引っ張られて、立ち上がるとき、スッと立てません。

「よっこいしょ、どっこいしょ」とひと声かけて、体重を腰から足(=

前方)に移動しないと、お尻が持ち上がらない。

-------腰痛の出やすい姿勢です。

 

2前方重心型

つま先、ひざ、手、胸などに負荷をかけている姿勢です。

やはり、立ち上がるときスッと立てません。

立ち上がるときは、手をついて、その反動で体重を後方(足、脚)に移動させるという仕草が必要になります。

-------ひざ痛、肩痛などが出やすい姿勢です。

 

 

3足軸重心型

足が体重を支えている姿勢です。

------詳しくは、足底の体重支持部に近い部分に、体重が乗っています。

1、2の場合より、スムースに立ち上がることが出来ます。

だだし、最後の写真の場合、体を右に捻っていますね。

体を捻った上体が長く続くと、体軸に捻れ(側弯)の変形が現れますから、注意して下さい。

 

しゃがみ姿勢に問題があると、

ウォーキングで足を鍛えている人でも、足腰に痛みが出たりします。

気をつけよう。

 



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