「人体の不思議展」が、今、話題になっていますね。
「不思議展」は、人の遺体の扱いに、敬意や尊厳を欠いているのではないか。
人体の理解という教育目的から反れ、遺骸を商業目的の見せ物として展示していないか。
死体解剖保存法に抵触していないか、等々、問題は沢山あるようです。
「私が人体の不思議展に行ったのは、いつだったかなあ」
ふと思い出して、チケットを探したら、出てきました。
7年半前の2003年の秋。国際フォーラムでの不思議展。
~~ただただ、人体の構造を詳しく知りたくて、出かけたのです・・
会場をつぶさに見て廻り、
多くの発見があり、多くの疑問が湧いてきました。
会場を見渡すと「係員が質問にお答えします」という垂れ幕が目についたので、、、
やや年配の係員に、思い切って声をかけ、質問の火ぶたを切りました。
その係員は、スラスラと質問に答えてくれるので、
私は次から次へと、質問攻め。!!!。
かなり突っ込んだ質問もあって、答えも長くなる・・・
すると年配の係員は、名刺を取り出し、
「あなたのように熱心な生徒がいると、うれしいですね。
私はこういう者です。
私の大学にいらっしゃって下されば、もっと詳しく説明しましょう」と。
名刺を見たら、そのお方、
其医科大学の解剖学の助教授、でした。
~~どうりで、スラスラと答えが出て来るわけだ。
もちろん、
私は其医科大学をお訪ねしました。
先生は時間をとって下さり、私の質問にしっかり答えて下さいました。
貴重な説明があり、多くの収穫がありました。
その節は、ありがとうございました。
すてきな個性に出会えたことも、喜びでした。
私の「人体の不思議展」の思い出です。
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