みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

「人体の不思議展」、私の思い出は・・・

2011-01-23 | コラム

「人体の不思議展」が、今、話題になっていますね。

「不思議展」は、人の遺体の扱いに、敬意や尊厳を欠いているのではないか。

人体の理解という教育目的から反れ、遺骸を商業目的の見せ物として展示していないか。

死体解剖保存法に抵触していないか、等々、問題は沢山あるようです。


「私が人体の不思議展に行ったのは、いつだったかなあ」

ふと思い出して、チケットを探したら、出てきました。

7年半前の2003年の秋。国際フォーラムでの不思議展。

~~ただただ、人体の構造を詳しく知りたくて、出かけたのです・・


会場をつぶさに見て廻り、

多くの発見があり、多くの疑問が湧いてきました。

会場を見渡すと「係員が質問にお答えします」という垂れ幕が目についたので、、、


やや年配の係員に、思い切って声をかけ、質問の火ぶたを切りました。

その係員は、スラスラと質問に答えてくれるので、

私は次から次へと、質問攻め。!!!。

かなり突っ込んだ質問もあって、答えも長くなる・・・


すると年配の係員は、名刺を取り出し、

「あなたのように熱心な生徒がいると、うれしいですね。

私はこういう者です。

私の大学にいらっしゃって下されば、もっと詳しく説明しましょう」と。


名刺を見たら、そのお方、

其医科大学の解剖学の助教授、でした。

~~どうりで、スラスラと答えが出て来るわけだ。


もちろん、

私は其医科大学をお訪ねしました。

先生は時間をとって下さり、私の質問にしっかり答えて下さいました。

貴重な説明があり、多くの収穫がありました。

その節は、ありがとうございました。

すてきな個性に出会えたことも、喜びでした。


私の「人体の不思議展」の思い出です。


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