みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

肩と肘は、互いに影響しあう関節

2011-06-02 | 私の整体法

「松坂投手、センセイの言ったとおりになりましたね」

とSさんが不意に話を持ち出した。

「え、松坂投手がどうかしたんですか?」

「肘の痛みが治らなくて、手術するらしい」

「ああら・・そうだったの。・・・かわいそうに」

 

何年前だったろうか、

松坂投手が、晴れやかな笑顔でアメリカに発つ姿をテレビで見ました。

私は彼の右肩に目を止めました。「亜脱臼している・・」と。

あの肩で速球を投げ続けたら、早晩、肩か肘を痛めるんじゃないかと思いました。

その話を、Sさんに話したのでしょう。

Sさんは自分の肘の痛みと、松坂投手とを重ねあわせたのでしょう。

センセイの話は本当かなぁと、半信半疑で・・・。

 

前回のブログで、五十肩の話を書きました。そして、

肩の疾患(五十肩を含めて)に最も影響しているのは、肘関節の変位だと書きました。

肩と肘と(+手首)は、強く影響しあう関節なのです。

だから、一つの関節が傷めば、他の関節も傷む。

中でも特に、肘を治すのは、難作業です。

 

手術で痛みはとれるでしょう。

しかし、影響しあう関節を、全体としてうまく動作させるのは、

並大抵の努力では叶わないでしょう。

それを、やる!・・プロは凄いなあ、と思いますよ。

 



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