Nさんが Miz 整体室に来室しました。
「首が右に回らない。~~寝違えたのかな」という症状と、
「頭が重ったるくて、時々、頭痛がある」という症状で・・。
彼、サッカーの長友佑都さん似のスポーツマンです。
Nさんは、髪型を変えていて、
頭のてっぺんだけを残して、短かい刈り上げスタイルにしていました。
「首が右に回らない」は「運転で右後方を見ることが出来ない」こと。
腰の角度を是正して、あとは肩を中心にバランスを整えた結果、 右後方にも首を回せるようになりました。
整体作業中に、Nさんはこんなことを言いました。
「2ヶ月前に、交通事故にあったんですよ。赤信号で待っていたら、後ろからドンとね、やられちゃって・・。
病院で調べてもらったけど、どこにも異常がなくで、痛みも出ないし・・・ホント、良かったですよ」
「良かったわねえ・・」
Nさんの整体の最後の仕上げは、頭の整体です。
ベッドに仰向きに寝ていただき、頭を出してMiz の膝の上に乗せ、
Nさんの頭を前後左右から触診したのですが、、、、
・・アレッ?・・・Nさんの頭の形、変だわ。
どんな風に変か?というと、
後頭部に ボコッと出っ張っているラインがあって、
それは、細めの縄ひもがぐるっと巻きついたようになっていました。
Miz は、Nさんはもちろん、多くの人の頭を触診していますが、
後ろに鉢巻きをしたような後頭なんて、初めての出会いだわ。
~~ひょっとして、これが、頭痛の原因?
Nさん自身は、後頭の出っ張りに気づかなかったといいます。
ともあれ、頭の整体を慎重に続けていった結果、
Nさんの縄ひものような出っ張りは無くなりました。
紐のような出っ張りは、頭皮(頭の表皮)の肥厚だったようで、それを伸ばしたのでした。
そして、Nさん、頭の整体が終わって、
ベッドから起き上がった時、言いました。
「うわあ、頭が涼しいっ!」って。
~~~あぁ、・・そうか。・・それで納得。
Nさんの後頭の出っ張りは、頭皮が重なりあって(しわ寄せのようなもの)出っ張っていたものだったのだ。
だからNさんは、後頭部がうっとうしく、重ったるく感じて、
髪を刈り上げにしたんだ。・・そう納得しました。
それでは・・・、
どうしてNさんの後頭に縄ひものような出っ張りが出来たかというと、
それはおそらく、車にドンと追突されて出来たもの。
むち打ちの衝撃が、首ではなく頭皮に及んで、下の頭皮が押し上げられ、しわ寄せされて出来たもの、
とMiz は推理しました。
そんなむち打ちがあるなんて、聞いたことはないけれど、
Miz の推理、当たっていると思いませんか?
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