<お断り> この記事は、「お腹の脂肪対策4」に
続けて書いた記事ですが、内容から、
「大後頭孔」のカテゴリーに入るため、移動しました。
------「空気を追い出す呼吸法」の失敗談です--------
先日、Kさん(中年女性)に「空気を追い出す呼吸法」を行い、
見事に、スラックスのウェスト部が、
「あら、ゆるゆるになったわ」という効果が出ました。
が、それからが大変。
その後、肋骨に痛みが出るようになったのです。
体を捻ったり、布団に横になる時に、すごく痛むとの電話。
「それは良くない。申し訳けありません」
整体による不調はMiz の責任なので、昼休みに来ていただきました。
Miz は、Kさんの体の個性については、ほぼ把握しています。
「空気を追い出す呼吸法」においては、
呼吸の動きは、恥骨から口鼻に向かって真っすぐに走りますが、
人の体には、個有の捻れや歪みがあるので、
呼吸の動きと肋骨の間で、不協和音を発することがあります。
そこでKさんの肋骨の歪みを修正したのですが・・・
不許和音(=痛み)は、緩和されるどころか、憎悪しました。
体を動かす度に、「イタタッ。 痛いっ!」・・・と。
~~ 一瞬、Miz は信じられなくて、、、、、
心の中で、「ええっ、 なんで?・・・!」と。
~~~~ここまでは、Miz の失敗談です。~~~~~~~~
-~~~そしてここからは、Miz のフォローの話です~~~~~~
Miz はパニックに陥りそうになったのですが、
すぐに、その原因に思いが至りました。
~~そういえば、前回、Kさんの整体の最終段階で、
最後に行うべき” 頚椎と頭蓋の連動部への手技 "を行わなかったことを思い出したのです。
~~~~*~~~~*~~~~
体の変化に関する情報は、神経網というネットワークを通じ、
抹消神経→神経束→脊髄神経→脳へと伝達されますが、
頚椎と頭蓋骨の接続部には、大後頭孔というところがあって、
そこに変位があると、体と脳の間の情報がスムースに伝達されないことが、往々にしてあります。
Kさんの痛みが消えないのは、頚椎と頭蓋の接続部=大後頭孔の周辺に問題がある可能性大、と考えたのです。
そこの調整を、前回、修整せずに終わってしまったという反省。
そこで、
Kさんに、口を開けていただき、Miz の指を差し入れて、
そこから、顎関節や頭蓋の角度の変位を読み取り、
それらを修整しました。
~~~5分にも満たない修整時間でしたが、
痛みは消えました。~~ ホント、・・うそのように。
「ええっ。痛くないわ。
動いても痛くない。 ひねっても痛くない。
あの痛み、あんなに痛かったのに、どこに行っちゃったの?」
~~~やはりそうだったかと、Miz は安心しながらも不思議でした。
と同時に、整体後の〆の作業の大切さを、再確認しました。
「どうも ありがとうございました」とKさん。
「いえ、痛い思いをさせてしまって、済みませんでした」とMiz 。
~~~Miz 整体の修正なので、料金は要らないと言ったのですが、
「それでは気が済まない」と言うので・・・受け取りましたよ。
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この症例によって、Miz は
大後頭孔への整体手法の威力を再認識させられた次第ですが、
大後頭孔周辺(頭蓋~首の連結部)の問題は、
医学会では重要なポイントとして注目されることは少ないようです。
Miz は、原因がわからない難病などに関係する重要なポイントではないだろうか、という予感を感じています。
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