巾着田の曼珠沙華も見頃だというので高麗観光に出かけることにした。川が蛇行して、ほんと巾着みたいな形をした地形のところに曼珠沙華が花の絨毯のように群生しているのだ。これは是非見たい。秩父までが120kmほどだから、高麗までは80kmもないだろう。自転車にまたがり荒川サイクリングロードへ。
前を走っている人に追いついた場合、その人を抜くか抜かないか悩むことがある。わざわざ抜いておいて疲れちゃって抜き返されるのも恥ずかしい。それに彼に追いついたのは、ぼくの前を走っていたから。目標物があると走りやすいのだ。彼を抜いたが最後、目標物は消え去り、なんのモチベーションもないまま、そのスピードを維持しなくてはならなくなる。うーん。
この日も一人抜き、二人抜きしているうちに懸命にこいでいる自分を発見してしまう。違うだろ、と。今日はトレーニングに来たわけじゃないだろ、と。今日の目的は巾着田ならびに高麗周辺地域観光なんだ、と。
ところが、いろんな偶然から初対面の人たちと3人で初めてトレインを組んで引っ張り合う状況になってしまった。これが速いのだ。一人じゃせいぜい25~30kmで巡航しているところ、この日は35km巡航。これはめちゃくちゃ速い。スピード感が違う。断然楽しいのである。ああ、若いときに自転車部に入っていればこれを楽しめたのに、と後悔する。後悔は得意技だ。こないだ板橋の花火大会に行ったときは「ボート部に入っていれば特別席で見られたのに」と後悔したばかりだ。口だけの後悔が好きなのだ。
ぐんぐん走っていって、途中入間川に入らなければならないところを何も考えずに素通り。吉見の桜堤手前で気づいたものの、吉見総合運動公園のところで解散するまで結局走り続けてしまった。すぐに目標を喪失してしまう。目的地を変えようかとも思ったのだけれど、思いつかずに引き返すことに。はかったら往復で30kmのロス。左折しなきゃならないところから15kmも走ったのか、と我ながら感心してしまう。
入間大橋まで戻って入間川サイクリングロードへ。なんだか面倒くさくもなってしまったが、23km走り切って入間市着。ここから飯能を抜け、高麗へ行くのだが、その途中入ったお店がここ。
中華そば「大咲」
ぼくは行ったことがないんだけれど、有名な「永福大勝軒」の流れなんだそうだ。
店の前に自転車を停めて鍵をかけていると、店の中からなんとも言えないにぼしのいい香りが漂ってきた。あ、こりゃいけそうだ。
写真で伝わるかどうかわからないが、普通盛りでこの面の量。約1.5培あるそうだ。
うまい。別注でもっともらえばよかった、と思うほど歯ごたえのいいメンマ、見た目は素っ気ないんだけれど噛むほどにいい味の出るチャーシュー。と書いているうちにも食べたくなってしまった。スープは煮干しのだしが濃厚だけれど、嫌みがなく食べやすい。いや、おいしい、おいしい。道を引き返して来た甲斐もあろうと言うもの。
前を走っている人に追いついた場合、その人を抜くか抜かないか悩むことがある。わざわざ抜いておいて疲れちゃって抜き返されるのも恥ずかしい。それに彼に追いついたのは、ぼくの前を走っていたから。目標物があると走りやすいのだ。彼を抜いたが最後、目標物は消え去り、なんのモチベーションもないまま、そのスピードを維持しなくてはならなくなる。うーん。
この日も一人抜き、二人抜きしているうちに懸命にこいでいる自分を発見してしまう。違うだろ、と。今日はトレーニングに来たわけじゃないだろ、と。今日の目的は巾着田ならびに高麗周辺地域観光なんだ、と。
ところが、いろんな偶然から初対面の人たちと3人で初めてトレインを組んで引っ張り合う状況になってしまった。これが速いのだ。一人じゃせいぜい25~30kmで巡航しているところ、この日は35km巡航。これはめちゃくちゃ速い。スピード感が違う。断然楽しいのである。ああ、若いときに自転車部に入っていればこれを楽しめたのに、と後悔する。後悔は得意技だ。こないだ板橋の花火大会に行ったときは「ボート部に入っていれば特別席で見られたのに」と後悔したばかりだ。口だけの後悔が好きなのだ。
ぐんぐん走っていって、途中入間川に入らなければならないところを何も考えずに素通り。吉見の桜堤手前で気づいたものの、吉見総合運動公園のところで解散するまで結局走り続けてしまった。すぐに目標を喪失してしまう。目的地を変えようかとも思ったのだけれど、思いつかずに引き返すことに。はかったら往復で30kmのロス。左折しなきゃならないところから15kmも走ったのか、と我ながら感心してしまう。
入間大橋まで戻って入間川サイクリングロードへ。なんだか面倒くさくもなってしまったが、23km走り切って入間市着。ここから飯能を抜け、高麗へ行くのだが、その途中入ったお店がここ。
中華そば「大咲」
ぼくは行ったことがないんだけれど、有名な「永福大勝軒」の流れなんだそうだ。
店の前に自転車を停めて鍵をかけていると、店の中からなんとも言えないにぼしのいい香りが漂ってきた。あ、こりゃいけそうだ。
写真で伝わるかどうかわからないが、普通盛りでこの面の量。約1.5培あるそうだ。
うまい。別注でもっともらえばよかった、と思うほど歯ごたえのいいメンマ、見た目は素っ気ないんだけれど噛むほどにいい味の出るチャーシュー。と書いているうちにも食べたくなってしまった。スープは煮干しのだしが濃厚だけれど、嫌みがなく食べやすい。いや、おいしい、おいしい。道を引き返して来た甲斐もあろうと言うもの。
でしょうか。
はや寿司というさば寿司も一緒に食べるのが
普通です。
あるいは古くからの店か。
さば寿司とラーメンの取り合わせっておもしろいですねえ。和歌山かあ。そう言えば、毎年何らかの形で関西に行っているのに、今年は行ってないなあ。
今年の目標は和歌山ラーメンとがつんとみかんにします。
なおさらでしょうね~。
そういえば、私も後悔は得意技の1つ。
「あー、最後の一皿が余計だった!」とか。(笑)
そう思って食べてしまう。
食べなければお腹がすいたときに思う「幻の一皿」が、食べてしまえば「余計な一皿」になってしまう。
その中間のちょうどいいとこはないのか、と特に中華料理食べに行ったときに思いますよ、実際。
まあ、基本的には、「あの一杯が余計だった」、「帰る途中のラーメンが余計だった」などという後悔は数知れずっす、ぼくも。