恵比寿で今日までビール祭り。
外の会場でビールやら食べ物など楽しめるのだけれど、長蛇の列。
行列が苦手なので麦酒記念館で琥珀エビス。
うまい。
痛いことはいや。苦い薬は飲みたくない。
でも、あるとき、たとえば足の裏をマッサージしてその痛くて気持ちいい感覚に気づく。ビールの苦みがうまいと感じる。
相反するはずの2つの感情が解け合うことの楽しさや豊かさに気づくと、ちょっぴり成長した気がする。
「グラスが足らなけりゃ、俺はラッパ飲みでいいぜ?」
広治郎が言ったが、正吉は厳しい顔で首を振った。
ラッパ飲みなど絶対に許さないというのだ。
「ビールってのは本来、麦芽とホップの香りを楽しむもんだ。ラッパ飲みなんて、香りのしねえ大量生産品に飼い慣らされた馬鹿のやることだ」
竹内真「ビールボーイズ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます