1965年にリリースしたラムゼイ・ルイス・トリオの"The In Crowd"は踊れるジャズとして世界中の若者に熱狂的に歓迎された。特に英国のモッズ達は好んで聴いたらしく、60年代後半の英国の音楽に与えた影響は大きい。筆者としては個人的に好きなAffinityの連中が好きだったのではないかと睨んでいる。
今日の映像は1980年、モントリオールでのライブで、メンバーは次の通り。ソリッドなリズムセクションは流石だが、ラムゼイの流麗なピアノプレイが図抜けているので"500 Miles High"の凡百のカバーとは一線を画している。
Personnel: Ramsey Lewis (p) Henry Johnson (g) Gregory Williams (b) Frank Donaldson (ds)
個人的にはリターン・トゥ・フォーエバー/Return To Foreverのオリジナルメンバーであるチック・コリア、ジョー・ファレル/ Joe Farrell、スタンリー・クラーク/ Stanley Clark、アイアート・モレイラ/ Airto Moreira、フローラ・プリン/ Flora Purimの布陣がベストであり、このメンバーでチックのスタンダード曲を披露してくれるライブはどんなに凄いだろうと考えるだけで楽しいが、それは夢の話。
Secret Agent introduced a fresh new rhythm section of drummer Tom Brechtlein (later a member of the Touchstone band) and France's fretless electric bass wonder, Bunny Brunel. Vocalist Gayle Moran and saxophonist Joe Farrell were also featured on this 1979 outing.
1979年にテレビ放映されたSpainのライブ映像は、ほぼSecret Agentのメンバーに近いが、ボーカルにアル・ジャロウ/ Al Jarreau、ヴィブラフォンにゲイリー・バートン/ Gary Burtonが加わり、ジョー・ファレル/ Joe Farrellは参加していない。これだけのメンバーだからジョー・ファレルのプレイも聴きたかったが、ゲイリー・バートンによって煌きが増しているので寧ろ良かったのかも知れない。