ブラック ラングレー

仕事が無いからって正社員を休業させるとか悪質じゃないのか?

🐼パンダミックな環境保護運動

2020-08-05 17:17:02 | 生物

🐼パンダ(ジャイアントパンダ)は、1980年代に中国中部の竹林に囲まれた山岳地帯に67つのパンダ保護区と無数の野生生物回廊が作られました。

そして、1970年以降から1000頭増え今では1970頭ほど生息しているらしいです。

そういった保護区域には、他の大型動物たちも生息しています。

しかし、10年以上にわたってカメラトラップの画像を調査した結果、

ヒョウ、ユキヒョウ、オオカミ、ドール(アジアの野生の犬)などの大型肉食動物が、ジャイアントパンダが繁栄した場所からいなくなっているようです。

これらの数は、パンダ保護区で大幅に減少したようであり、

オオカミとドールはそれらの中で絶滅寸前かもしれない、トラはすでに絶滅に追いやられているとのことです。

パンダの保護は他の種やより広い生態系に利益をもたらしているようには見えません。


ほんとに怖いのは目に見えないナノプラスチック

2020-08-03 17:54:56 | 生物

大きなレジ袋やペットボトルが海に浮いていてそのよこで海洋生物が泳ぐインパクトのある写真や動画などネットでよく目にするようになりました。

しかし、ほんとうに危険なのは レジ袋などの大きいプラスチックではなくマイクロプラスチック(microplastics)です。

マイクロプラスチックやナノサイズのプラスチックは食物連鎖に入った場合様々な被害が出てきます。

5㍉未満のプラスチック片のことをマイクロプラスチックというらしいのですがそれはまだ目に見えるサイズが主です。

さらに小さな1㍃㍍未満少なくとも5000分の1のサイズプラスチック片はナノプラスチックといい目に見えないサイズです。

どのようにしてこのナノサイズのプラスチックが作られているのかですが

Nature journal Scientific Reportsで発表されたのは、淡水に居る長さ2㌢の甲殻類Gammarus duebeni が関係しているということらしいです。

ナノサイズのプラスチックは目に見えないので海洋生物の腹の中に入り、他の生物がそのサカナを食べます

さらに、その生き物を人間が食べナノサイズのプラスチックが人間のカラダに入っていきます。

このナノプラスチックが、生物全体にどのような悪影響があるのかいまのところわかっていません。

 

 


ロボねずみの研究は今どこまで進んでいるのだろうか

2020-07-24 13:59:49 | 生物

2002年ごろ、ニューヨーク州立大学の主任研究者サンジブタルワール(Sanjiv Talwar)は、

ねずみの脳に電極を組み込んでコントロールする「ロボラット」の研究の責任者でした。

彼らの研究により、哺乳類がどのようにナビゲートするかを神経科学者がよりよく理解できるようになると主張していたそうです。

3つの電極を脳に組み込み500㍍離れたパソコンから遠隔でねずみの脳をコントロールし動かし、障害物コース上を操縦、ねじれ方向転換さらには要求に応じてジャンプします。

ねずみは、無理やりではなく操作されているときは快感だそうで、ねずみは自身の意思でそうしていると思っているらしいです。

この話題は2002年頃なので今はもっと研究も進んでいるかもしれません。

ひょっとしたら電極なんてもうつけなくてもよくなっていて無線電波などで人間にも・・自分の意思で判断しているように見えて操作されているかもしれませんね。

 

 


海水温の影響でセミクジラ絶滅寸前250頭

2020-07-11 11:30:55 | 生物

海水温が上がる影響で、北大西洋のセミクジラは保護されているゾーンより冷たい北に押しやられ船舶の攻撃と網などに絡まれ死んでしまうことがよくあります。

2018年末に推定される北大西洋のオトナのセミクジラは250頭あまりだそうです。

これは過去10年間で 15%減少したことになります。

気候変動によって引き起こされる海水温の上昇により、クジラの餌となるオキアミがセントローレンス湾に移動しています。

クジラは獲物に続いて、保護された海域から大西洋の沿岸沿いの主要な港に近い保護されていない領域に泳ぎ、そこで船と衝突し、網に閉じ込められて死ぬ場合も多い。

商業捕鯨者は大西洋でセミクジラを狩り、1890年代初頭までにほぼ絶滅した。

日本で食べるミンククジラなどとは種が違うので捕鯨とは全く関係がないことを理解する必要があります。

ちなみにミンククジラは、世界で100万頭は生存しています。

クジラはたくさんの種が生存しているので一塊に捕鯨反対というのは賛成できない。

そもそも大西洋の捕鯨は欧州人のクジラを燃料油として乱獲しており食用ではありませんでした。

日本人は食べるためにクジラを獲っているので目的がまったく違うのです。

 


中国北部Inner Mongoliaで腺ペスト

2020-07-07 10:57:28 | 生物

州の報告によると、バヤンヌールの牧夫に腺ペストの症状があらわれその患者は隔離され、安定した状態にあります。

中国のグローバルタイムズ紙によれば、当局者らはまた、2番目の疑いのある事件についても調査中であると語った。

腺ペストはかつて世界で最も恐れられていた病気でしたが、現在は簡単に治療することができます。

最初の症例は土曜日にバナヌール市のUrad Middle Bannerの病院で腺ペストの疑いで報告された。患者がどのようにまたはなぜ感染したのかはまだ明らかではありません。

2番目に疑われる事件は、犬に狩られたマーモットと接触していたとされる15歳の男性に関するものであると、Global Timesのツイートが伝えた。