ソフトウェアの受託開発は、客先に要件定義を出してもらう。
もしくは業務委託し要件を聞いて代わりに作成する場合などある。
要件仕様通りに組むわけなので、テストなども要件定義を基に行う。
この場合要件通りのテスト結果かを判断するので、要件定義と比較すれば100点になる。
だが、客側の立場に立った場合100点とは言えない結果だったりする場合がある。
これは要件定義が期待通りの仕様になっていない事もあるのだが、
文字(紙)で表せないような部分も業務の中に存在するからだ。
ではそれはいったいどのような事なんだろうか?
紙で表せないのと同じく、このブログでも説明できない。
最終的に要件通りのテストが合格し納品するわけだが
運用していくうちに
「この部分は仕方なく紙で作業しています。」
よく聞く台詞だと思います。
そもそもSIerに丸投げして自社に開発部を設けない発注側の責任なのです。
自社に開発部があり内部でプログラムを組む組織を作っていればSIerなどは必要なく
開発部で組み作業が多い場合はアウトソーシングにするべきなのです。
そうでないと要件定義通り作り100点ではあるが納得いかないソフトウェアが完成するのです。
「この部分は仕様がうまく説明できなくて手作業なんですよ」
なんて言葉は無くなると思います。