この週末、春のような暖かさから一転、寒波に見舞われた地域も多かったのではないでしょうか?わたしの住むエリアでも、週末まで4月並みの陽気だったのに、急に冷え込み、天気も荒れ模様になりました。
特に昨日の夕方からは、雨が雪へと変わり、ニュースでは「雪のため交通機関の乱れに注意」といった大げさとも思えるような報道が相次ぎました。果たして、こうしたニュースは本当に必要なのでしょうか?
■ テレビの天気ニュースは本当に正確?
昨日の段階で、ニュースでは「関東でも雪の恐れ」「交通機関に大きな影響」と繰り返し伝えていました。その影響もあってか、職場でも「電車が止まる前に帰りなさい」との指示がありました。これは働く身としてはありがたい判断です。
しかし、翌朝外に出てみると……。あれ?昨日の雪がほとんど残っていない!
ニュースで大げさに「積雪」と言われていたのに、実際には積もるほど降っておらず、ただの雨に終わっていました。
■ 企業の対応と社長の本音
このような天気ニュースに対して、企業の対応もさまざまです。筆者の職場では早めの帰宅が推奨されましたが、一方で、社長はどうやらこうした大げさなニュースが気に入らなかった様子。
「雪ごときで仕事を休むな」とでも言いたそうな空気がありました。確かに、実際に雪が積もらなかった以上、社長の気持ちも分からなくはありません。ですが、社員の安全を考えれば、慎重な判断も必要でしょう。
■ 「大げさな報道」か「慎重すぎる警戒」か?
こうした天気ニュースの問題点は、以下のように整理できます。
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過剰な不安を煽る
ニュースで「大雪」と報じられると、つい警戒してしまいます。結果的に「実際にはそこまで降らなかったのに、無駄に焦った」ということも多いです。 -
実際に降らなかったときの信頼性低下
何度も「大雪」と騒いで、結局降らないと「またか」と思ってしまいます。すると、本当に危険なときにも「どうせ降らないでしょ」と油断してしまう可能性があります。 -
企業や生活への影響
早めの帰宅指示が出ることで、仕事の進行が遅れる場合もあります。とはいえ、安全を優先するならば、慎重すぎるくらいの対応もやむを得ないかもしれません。
■ 実際の天気予報と現実のズレ
さらに、今日の天気予報でも「昼から雨は降らない」と言っていたのに、実際にはずっと雨がぱらついていました。こうした「予報と現実のズレ」は、天気予報の信頼性を損なう原因になっています。
もちろん、天気予報は科学的に予測されていますが、100%正確に当たるわけではありません。しかし、それでももう少し正確に、実際の天候に合った情報を提供してほしいものです。
■ まとめ:天気ニュースにどう向き合うべきか?
今回のようなケースを見ると、「天気予報は当たらないもの」と割り切るのが賢いのかもしれません。しかし、それでは意味がありません。