大きなレジ袋やペットボトルが海に浮いていてそのよこで海洋生物が泳ぐインパクトのある写真や動画などネットでよく目にするようになりました。
しかし、ほんとうに危険なのは レジ袋などの大きいプラスチックではなくマイクロプラスチック(microplastics)です。
マイクロプラスチックやナノサイズのプラスチックは食物連鎖に入った場合様々な被害が出てきます。
5㍉未満のプラスチック片のことをマイクロプラスチックというらしいのですがそれはまだ目に見えるサイズが主です。
さらに小さな1㍃㍍未満少なくとも5000分の1のサイズプラスチック片はナノプラスチックといい目に見えないサイズです。
どのようにしてこのナノサイズのプラスチックが作られているのかですが
Nature journal Scientific Reportsで発表されたのは、淡水に居る長さ2㌢の甲殻類Gammarus duebeni が関係しているということらしいです。
ナノサイズのプラスチックは目に見えないので海洋生物の腹の中に入り、他の生物がそのサカナを食べます
さらに、その生き物を人間が食べナノサイズのプラスチックが人間のカラダに入っていきます。
このナノプラスチックが、生物全体にどのような悪影響があるのかいまのところわかっていません。