今回はダイサギである。よくチュウサギやコサギと一緒くたにされて「シラサギ」と呼ばれたりするが,あくまでもこれは白いサギ類の総称である(それぞれの見分け方はまた別の機会に)。昔に比べて個体数が増えたのだろうか…ちょっと市街地から離れるとどこででも見かけることが多いような気がする。初夏になるとコロニーを形成し,鳴き声がものすごい。もともと単体でも声の大きい鳥である。大崎市古川の街中を流れる江合川もサギ類の多い場所だ。特に江合橋の下流の中州は毎年のようにコロニーが形成される。一種類だけでなく,上記の種類にアオサギも交っている。
さて,下の写真の撮影場所は蒲生干潟近辺,高砂神社の辺りである。あの震災から4年近くが経とうとしているが,この辺りはまだ当時の様子が生々しく残っており,胸を掻き毟られるようだ。ここには津波に耐えたマツの木が数本残っているのだが,その中の1本にダイサギが舞い下りた。
これがツルだったら安物の掛け軸や田舎の○○会館大ホールの緞帳の絵のような構図だ。下から撮影してみようと思い,近づきながら何枚か撮った。ここでも面白い発見をしたので,下の写真をよく見ていただきたい。
目が顔の側面の下寄りにあるのがお分かりだろうか(最初からこの位置にあるのか,下方を見るときにこのような状態になるのかは分からない)。考えてみるとサギ類にとっては日常生活の中で採餌のために足下を見ることが圧倒的に多いのではないかと考えられる。そのため,ある程度下方を見るのに特化した位置に目があるのではないだろうか。あくまでも推測であるが,どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたい。
さて,下の写真の撮影場所は蒲生干潟近辺,高砂神社の辺りである。あの震災から4年近くが経とうとしているが,この辺りはまだ当時の様子が生々しく残っており,胸を掻き毟られるようだ。ここには津波に耐えたマツの木が数本残っているのだが,その中の1本にダイサギが舞い下りた。
これがツルだったら安物の掛け軸や田舎の○○会館大ホールの緞帳の絵のような構図だ。下から撮影してみようと思い,近づきながら何枚か撮った。ここでも面白い発見をしたので,下の写真をよく見ていただきたい。
目が顔の側面の下寄りにあるのがお分かりだろうか(最初からこの位置にあるのか,下方を見るときにこのような状態になるのかは分からない)。考えてみるとサギ類にとっては日常生活の中で採餌のために足下を見ることが圧倒的に多いのではないかと考えられる。そのため,ある程度下方を見るのに特化した位置に目があるのではないだろうか。あくまでも推測であるが,どなたか詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたい。