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2週連続の山登り。
今回は,浄土平を起点に一切経山,東吾妻山,吾妻小富士を巡る計画だ。
コースは以下のとおり。
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前日の10月11日(金)の夜,仕事を終え福島方面に向かう。
浄土平で車中泊も考えたが,しっかり睡眠をとりたかったので,高湯温泉付近の某所で野泊。
12日(土)4:30,テントを撤収して浄土平に向かう。
驚いたことに,まだ夜明け前だというのに広大な駐車場は6割以上埋まっている。
みんなここで夜を明かしたのだろうか・・。
空が白み始めたので,磐梯吾妻スカイラインを高湯方面へ歩いて下る。
見晴らしのいい場所から福島盆地を見下ろすと,一面に広がる雲海。
向こうに見えるのは,前々回に登った霊山だ。
標高500m付近より上の部分だけが雲海から顔を出している。
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見とれてるうちにすっかり夜が明けてしまった。
浄土平に戻り,身支度を調え6:00ちょうどに出発。
最初に登るのは一切経山。
朝日に照らされ輝いている。

7:20山頂に到着。
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「空気大感謝塔」と書いてあるが,これは何だろう?
こっちが山頂標識かと勘違いしそうなほど目立っている。
山頂からは360°の大パノラマが広がる
北北東には蔵王連峰。
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北~北西には右から葉山,月山,朝日連峰。
葉山と月山の間に霞んで見えるのは鳥海山か。
米沢盆地も,福島盆地と同様に雲海に覆われている。
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西~西北西には西吾妻山系の山々。
中大巓と東大巓の間には,遠く飯豊山が見える。
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南西には磐梯山。
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南南東には安達太良連峰。
箕輪山の向こうに,安達太良山の「B地区」が見える。
手前の人工物は高山の電波塔。
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南東には吾妻小富士。
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しかし一切経山の見どころといえば,やはり五色沼(通称「魔女の瞳」または「吾妻の瞳」)だろう。
噴火口に水が溜まってできた火口湖だ。
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山頂からの景色を堪能し,次の目的地である東吾妻山に向かう。
登ってきた道を酢ガ平分岐点まで一旦引き返す。
正面に見えるのがこれから登る東吾妻山だ。
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酢ガ平分岐点からは鎌沼に沿って進んでいく。
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東吾妻山の登山口までは,よく整備された木道を歩くことになる。
景色もよく,平坦で快適な散策路だ。
最初の酢ガ平付近は高層湿原,後半の姥ケ原付近はツンドラ地帯の草原といったイメージだ。
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東吾妻山の登山道は,頂上付近まではオオシラビソ,コメツガの樹林帯が続く。
道はかなり浸食されていて,岩石や木の根の露出が多い。
30分程で樹林帯を抜けて,よく整備された階段を登り,8:50頂上到着。
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この先10分くらい下ったところの展望台まで行ってみた。
正面に磐梯山を見ることができたが,残念ながらだいぶ雲が上がってきたようだ。
ちなみに見えている湖面は秋元湖。
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山頂に戻り,9:20かなり早めのランチタイム。
今日の昼食はセブンイレブンのカレーヌードル。
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たっぷっりと休憩し,10:00ちょうどに下山開始。
数歩踏み出した足下にクジャクチョウが羽を広げていた。
ちなみに本州では比較的標高の高い場所で見られるチョウで,成虫の姿のまま越冬する。
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姥ケ原の分岐まで戻り,浄土平を目指して進む。
浄土平付近の紅葉はこんな感じ。
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駐車場に戻り,ザックを車にデポして水とカメラだけを持ち,吾妻小富士へと向かう。
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階段を10分程度登ると火口縁に到達する。
ちなみに火口の直径は約500m,深さは約70mだ。
そういえば4,5年前の夏,この火口の中に一頭のツキノワグマが入り込んでいるのが見つかり,観光客が立ち入り禁止になったことがあったっけ・・。
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振り返ってレストハウス方面を見下ろすと,奥の臨時駐車場まで車が満杯になっている。
そのため,土湯側,高湯側とも,磐梯吾妻スカイラインは大渋滞を引き起こしていた。
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ちなみに写真右手,山体のあちらこちらから噴煙を上げている植生のない山が最初に登った一切経山,写真左手の雲に隠れている山が東吾妻山だ。
さて,ここから火口を時計回りに一周していく。
周りの人は普段着の観光客ばかりだった。
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浄土平駐車場から,階段を上ってお鉢回りをしてまた駐車場に戻ってくるまで約50分。
最後にビジターセンターとレストハウスをぐるっと見てから帰ることにする。
レストハウスの食堂では,一切経山の五色沼にちなんだ「魔女の瞳らぁめん」なるものがメニューにある。(写真は浄土平レストハウスHPより)
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塩ラーメンに青い食用色素を入れただけのものかと思いきや,味は醤油ラーメンだそうな。
しかも,市内の有名ラーメン店の店主さんが開発・監修しただけあって普通においしいのだとか。
しかし,青という色は,なかなか食欲をそそらない。
飲み物やデザートならまだしも,ラーメンが青いというのは・・。
実際に食堂を一周してみたが,これを注文している勇者はいなかった。
「ならば自分が・・」とも思ったのだが,ちょうど正午過ぎということもあり,食堂はめちゃ混み。
次の機会にチャレンジすることにしよう。
これにて今回の山行は終了。
帰り道は高速道路を使わずに,一般道を通って帰宅した。
次は,あまり人の来ない山を探して登ってみよう。
今回は,浄土平を起点に一切経山,東吾妻山,吾妻小富士を巡る計画だ。
コースは以下のとおり。
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前日の10月11日(金)の夜,仕事を終え福島方面に向かう。
浄土平で車中泊も考えたが,しっかり睡眠をとりたかったので,高湯温泉付近の某所で野泊。
12日(土)4:30,テントを撤収して浄土平に向かう。
驚いたことに,まだ夜明け前だというのに広大な駐車場は6割以上埋まっている。
みんなここで夜を明かしたのだろうか・・。
空が白み始めたので,磐梯吾妻スカイラインを高湯方面へ歩いて下る。
見晴らしのいい場所から福島盆地を見下ろすと,一面に広がる雲海。
向こうに見えるのは,前々回に登った霊山だ。
標高500m付近より上の部分だけが雲海から顔を出している。
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見とれてるうちにすっかり夜が明けてしまった。
浄土平に戻り,身支度を調え6:00ちょうどに出発。
最初に登るのは一切経山。
朝日に照らされ輝いている。
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7:20山頂に到着。
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「空気大感謝塔」と書いてあるが,これは何だろう?
こっちが山頂標識かと勘違いしそうなほど目立っている。
山頂からは360°の大パノラマが広がる
北北東には蔵王連峰。
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北~北西には右から葉山,月山,朝日連峰。
葉山と月山の間に霞んで見えるのは鳥海山か。
米沢盆地も,福島盆地と同様に雲海に覆われている。
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西~西北西には西吾妻山系の山々。
中大巓と東大巓の間には,遠く飯豊山が見える。
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南西には磐梯山。
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南南東には安達太良連峰。
箕輪山の向こうに,安達太良山の「B地区」が見える。
手前の人工物は高山の電波塔。
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南東には吾妻小富士。
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しかし一切経山の見どころといえば,やはり五色沼(通称「魔女の瞳」または「吾妻の瞳」)だろう。
噴火口に水が溜まってできた火口湖だ。
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山頂からの景色を堪能し,次の目的地である東吾妻山に向かう。
登ってきた道を酢ガ平分岐点まで一旦引き返す。
正面に見えるのがこれから登る東吾妻山だ。
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酢ガ平分岐点からは鎌沼に沿って進んでいく。
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東吾妻山の登山口までは,よく整備された木道を歩くことになる。
景色もよく,平坦で快適な散策路だ。
最初の酢ガ平付近は高層湿原,後半の姥ケ原付近はツンドラ地帯の草原といったイメージだ。
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東吾妻山の登山道は,頂上付近まではオオシラビソ,コメツガの樹林帯が続く。
道はかなり浸食されていて,岩石や木の根の露出が多い。
30分程で樹林帯を抜けて,よく整備された階段を登り,8:50頂上到着。
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この先10分くらい下ったところの展望台まで行ってみた。
正面に磐梯山を見ることができたが,残念ながらだいぶ雲が上がってきたようだ。
ちなみに見えている湖面は秋元湖。
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山頂に戻り,9:20かなり早めのランチタイム。
今日の昼食はセブンイレブンのカレーヌードル。
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たっぷっりと休憩し,10:00ちょうどに下山開始。
数歩踏み出した足下にクジャクチョウが羽を広げていた。
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姥ケ原の分岐まで戻り,浄土平を目指して進む。
浄土平付近の紅葉はこんな感じ。
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駐車場に戻り,ザックを車にデポして水とカメラだけを持ち,吾妻小富士へと向かう。
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階段を10分程度登ると火口縁に到達する。
ちなみに火口の直径は約500m,深さは約70mだ。
そういえば4,5年前の夏,この火口の中に一頭のツキノワグマが入り込んでいるのが見つかり,観光客が立ち入り禁止になったことがあったっけ・・。
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振り返ってレストハウス方面を見下ろすと,奥の臨時駐車場まで車が満杯になっている。
そのため,土湯側,高湯側とも,磐梯吾妻スカイラインは大渋滞を引き起こしていた。
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ちなみに写真右手,山体のあちらこちらから噴煙を上げている植生のない山が最初に登った一切経山,写真左手の雲に隠れている山が東吾妻山だ。
さて,ここから火口を時計回りに一周していく。
周りの人は普段着の観光客ばかりだった。
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浄土平駐車場から,階段を上ってお鉢回りをしてまた駐車場に戻ってくるまで約50分。
最後にビジターセンターとレストハウスをぐるっと見てから帰ることにする。
レストハウスの食堂では,一切経山の五色沼にちなんだ「魔女の瞳らぁめん」なるものがメニューにある。(写真は浄土平レストハウスHPより)
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塩ラーメンに青い食用色素を入れただけのものかと思いきや,味は醤油ラーメンだそうな。
しかも,市内の有名ラーメン店の店主さんが開発・監修しただけあって普通においしいのだとか。
しかし,青という色は,なかなか食欲をそそらない。
飲み物やデザートならまだしも,ラーメンが青いというのは・・。
実際に食堂を一周してみたが,これを注文している勇者はいなかった。
「ならば自分が・・」とも思ったのだが,ちょうど正午過ぎということもあり,食堂はめちゃ混み。
次の機会にチャレンジすることにしよう。
これにて今回の山行は終了。
帰り道は高速道路を使わずに,一般道を通って帰宅した。
次は,あまり人の来ない山を探して登ってみよう。
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