仕事漬けの年末年始だった。大晦日以外は毎日自主出勤して黙々と仕事を片付けていった。朝から夜まで一人きりの職場・・・侘しさを感じながらも、仕事は大いにはかどった。
そして1月4日の午後から5日にかけて年次休暇を取り、第2の故郷である福島へと向かった。
ゆっくりと国道4号を南下する。途中、大河原町から国道を離れ、角田市の手代木沼へと向かう。桟橋から沼を見渡すと4つの水鳥の群れ・・・それぞれオオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、オナガガモ。種類ごとに分かれて群れているのが興味深かった。残念ながら前回見たカワセミの姿は見られなかったが・・・。今度また行ってみよう。
1月としては異常に暖かい日だったので野宿しようと思っていたのだが、やはりこれまでの疲労がたまっていたので安いビジネスホテルに宿泊した。夜明けとともに宿を出て福島市小鳥の森へ向かう。いつものことながらここは鳥の密度が高い。
しばらく斜面を登っていると、前方の木に小さな鳥が飛んできた。ルリビタキの雄だ。
下から見上げる角度でシャッターを押す。シャッター音に驚いて飛び立ったのかと思ったら、なんと下の灌木に下りてきた。ほんの10m程の距離である。
どうやらカメラのレンズに興味を持ったらしく、さらに近づいてはしきりに覗き込んでいる。
このルリビタキという鳥は、かなり人懐っこい習性をもっている。これまでも何度か数メートルの至近距離に飛んできたことがある。こうなると焦点距離の長い望遠レンズが逆に仇となってシャッターチャンスを逃してしまうこともあるのだ。今回は150~600mmのズームレンズだったので、広角側で何とか撮影することができた。
この個体はとりわけ人懐っこく、この後もしばらく私の周囲をちょこまか飛び回り、やっと飽いて飛び立っていった。
午前中いっぱい撮影して、小鳥の森をあとにする。帰り際、昔住んでいたアパートに足が向いてしまう。初期に住んでいた八木田橋のそばの木造ボロアパートは今は取り壊されて駐車場になっている。最後に2年間住んだ信夫山の裏のアパートはまだそのままの姿で残っている。2階の右から2番目、7号室が私の住んでいた部屋だった。この部屋でいろんなことがあったっけな。今はどんな人が住んでいるのだろうか・・。
今年最初の撮影は、自分としては満足のいくものだった。どうか今年もいい鳥と出会えますように・・・。
そして1月4日の午後から5日にかけて年次休暇を取り、第2の故郷である福島へと向かった。
ゆっくりと国道4号を南下する。途中、大河原町から国道を離れ、角田市の手代木沼へと向かう。桟橋から沼を見渡すと4つの水鳥の群れ・・・それぞれオオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、オナガガモ。種類ごとに分かれて群れているのが興味深かった。残念ながら前回見たカワセミの姿は見られなかったが・・・。今度また行ってみよう。
1月としては異常に暖かい日だったので野宿しようと思っていたのだが、やはりこれまでの疲労がたまっていたので安いビジネスホテルに宿泊した。夜明けとともに宿を出て福島市小鳥の森へ向かう。いつものことながらここは鳥の密度が高い。
しばらく斜面を登っていると、前方の木に小さな鳥が飛んできた。ルリビタキの雄だ。
下から見上げる角度でシャッターを押す。シャッター音に驚いて飛び立ったのかと思ったら、なんと下の灌木に下りてきた。ほんの10m程の距離である。
どうやらカメラのレンズに興味を持ったらしく、さらに近づいてはしきりに覗き込んでいる。
このルリビタキという鳥は、かなり人懐っこい習性をもっている。これまでも何度か数メートルの至近距離に飛んできたことがある。こうなると焦点距離の長い望遠レンズが逆に仇となってシャッターチャンスを逃してしまうこともあるのだ。今回は150~600mmのズームレンズだったので、広角側で何とか撮影することができた。
この個体はとりわけ人懐っこく、この後もしばらく私の周囲をちょこまか飛び回り、やっと飽いて飛び立っていった。
午前中いっぱい撮影して、小鳥の森をあとにする。帰り際、昔住んでいたアパートに足が向いてしまう。初期に住んでいた八木田橋のそばの木造ボロアパートは今は取り壊されて駐車場になっている。最後に2年間住んだ信夫山の裏のアパートはまだそのままの姿で残っている。2階の右から2番目、7号室が私の住んでいた部屋だった。この部屋でいろんなことがあったっけな。今はどんな人が住んでいるのだろうか・・。
今年最初の撮影は、自分としては満足のいくものだった。どうか今年もいい鳥と出会えますように・・・。
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