卓写!! ―Taku's Nature Photo Gallery―

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秣岳・栗駒山(天馬尾根コース)後編 240622

2024-07-13 21:09:00 | 登山
さて,ここまで4時間歩き続けてきた。
写真を撮るために,ところどころ立ち止まってはいたが,ちゃんと休憩していない。
時刻は10時。
栗駒山頂は混んでいるだろうから,手前の御駒岳で早めの昼食にすることとした。
クッカーでお湯を沸かしてコーヒーを淹れる。

途中,大きめの羽虫がお湯の中へダイブしてしまったが気にしない。
漢方薬のつもりでこのまま煎じて飲むことにしよう。
紙パックの安いドリップコーヒーだけど,山で飲むコーヒーはいつもよりおいしく感じる。

たっぷりと30分以上休憩を取り,再出発。
展望岩頭に立ち,北側の斜面を見下ろすと,昭和湖の鮮やかな色が目に飛び込んでくる。


これまで歩いてきた秣岳からの稜線と,これから歩いて行く栗駒山までの稜線を眺める。
この登山道が「天馬尾根コース」と称される理由がわかる気がする。

天馬といえば・・・天馬ルミ子という歌手がいたっけなぁ。
私が中学生か高校生の頃によく見ていたNHKのレッツゴーヤングという歌番組に,サンデーズの一員としてレギュラーで出てたっけ。
おっと,つい懐かしネタをぶっ込んでしまった。
いかんいかん,危うくルートを外れるところだった。

10分ほど進むと開けた天狗平に着く。
ここは,自分が歩いてきた天馬尾根コース,湯浜・大地森・表掛コース,須川コースの合流点だ。
残念ながら,須川コースは令和元年から火山性ガスの影響で閉鎖されたままだ。


さらにちょっと進んで天狗岩到着。
まあ,好意的に見れば天狗の顔に見えなくもない。
手前の突き出た岩を鼻に,上部の岩を頭襟になぞらえているのだろう。


11時20分,山頂に到着。

頂上は思いのほか混んではいなかった。
写真を数枚撮って,ちょっとだけ休憩したら下山することにする。
去年の11月に,山頂にある駒形根神社の奥宮が新しいものになった。

立派な御影石の社だ。
寄進者の一人として,あの方の名前も刻まれていた。


帰りは産沼コース。
産沼は,なんと三分の一ほどまだ雪に覆われていた。


さらに下って名残ヶ原に到着。
去年も思ったけれど,木道がだいぶ傷んできているような・・・。
でも,湿原の木道を歩くのは気分爽快で,疲れも感じない。


そんなこんなで,13時過ぎに無事に下山。


ヤマレコのデータによれば,水平移動距離は14.7km,活動時間は休憩を入れて7時間ちょっとだった。
シーズン最初の登山としては,ちょうどいい感じだったかなと思う。
次はどの山に登ろうか・・・。

さて,後編をアップした今日は7月13日(土)。
実は,本日もまた栗駒山に登ってきた。
しかし,登りも下りも前回とは違うコースである。
時間があったら近々アップする予定なので,次回のブログをお楽しみに・・・。

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