フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

ハマチトップゲーム

2016-01-14 11:33:45 | Weblog
冬のある日のこと。

 島根半島のとある漁港から見える岬の先端に小さな鳥山が見えた。
そこまで約30分の地磯歩きがあるが、結構な難所がありサゴシやハマチの為に、
そこに行くのは正直辛い。
しかし、経験上イワシを追っているのはこれらの魚だけでは無い。

ヒラマサ・真鯛・ヒラメがついている可能性が高い。

真鯛やヒラメもいるならジグとシンペンを持って行こうか悩んだ…

ぬるい… ぬるすぎる。 男が決めたらダイペン一択だろ。

二兎を追う者は一兎をも得ず ヒラマサ一択勝負。

厳しい地磯歩きの対価がボーズの可能性もあるがそれも仕方がない。

トップで20cm近いルアーを投げれば小さい魚はかからないでしょ。


いざ現地についてみると鳥の姿は遠くに去っていたが、水中の様子は違った。

キラキラ光っている…。イワシだ!! イワシの鱗が水面一帯に光り、

岩場に大量のイワシが打ち上げられている。


別注ヒラマサ19㎝をキャスト。この太い体形とST-66 #3/0の大針

フフフ 今宵の虎徹は血に飢えている…。 

ダイビングペンシルをゆっくりとしたスイムとショートダイブを交えて引いてくると群れが見えた。

トップに魅せらたハマチの群れが追ってくる…。手前まで引いてくると

さらに増える魚の群。まさに海は水族館状態。一体何万匹いるんだろう?

ブルーの背中が美しく…ヒット…ヒット!!  仕掛けを回収する瞬間に

ハマチがヒットした… その海中の美しい光景に浸る間も無く。

ハマチが!?

認識が甘かった。釣れちゃうんだ…。これだけいたら。何をやっても(涙)。

右に投げてもハマチ 左に投げてもハマチ。 

アクションをつけてもつけなくてもハマチ。




結論:ベイトに乱舞している魚は、脳内物質が溢れ、何が何だかわけが判らない。
 

 かなりリリースしたが、それでも大量の荷物を背負い長袖1枚で汗だくになりながらボルダリング

 この釣りが良かったのか悪かったのかいまだによく判らない。