フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

1月15日のこと

2016-01-18 19:57:01 | Weblog
「見ろ!ヤリイカがゴミのようだ!ハッハッハッ… 」
釣りをしながら、何度この言葉をつぶやいたことか。

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その日の朝…

目が覚めて、朝ごはんを食べていると寝起きの娘が珍しく寄ってきた。
「お父さん、今夜は21:00から見たいテレビがあるから見せてね。」
??? 
「ラピュタ ラピュタだよ…」

 もう中学生にもなるというのにアニメか?お前はNHKとは言えないのか?
自分のアニメ好きは棚に上げ、娘にがっかりしてしまった。

 もし見たいんだったら、普段から素直にすればいいのに。それにこの時間はBSフジ
を見る時間。お前にはチャンネル争いに割り込む資格は無いのだよ(フフフ・・・)。

しかし私も、ラピュタだったら見たい。 

「40秒でしたくしな…。」

その時間で着替えて、テーブルにつけたら見せてあげよう!!と話しかけると

・・・

そこはさすが中学生 まったく言うことを聞かない。

「3分間まってやる…」

・・・ ・・・ ・・・

どうやら親の言うことを聞いてまで見たいわけではないようだ。

もし私がムスカなら今頃、石と石の間に挟んでいるぞ…怒り



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しかし、今日は全然釣れない。心の言葉とは裏腹にこれでは私がゴミではないか…。

寒いし、ラピュタも見たいけど全然釣れないから帰れない。普段なら20:00ぐらい

にはある程度釣れてないと駄目なのに。

どうにか2桁目に突入したところで、釣りを終了し車に戻ってテレビをつけた。

すると!! 「竜の巣だ…」とルフィ― 否 パズーが叫んでいる。

男の心が奮い立つ名シーンだ!!

これ、この言葉も使いたかったのに(ガッカリ)。 

しかしまだあの言葉がある。そう滅びの言葉が!!

家に電話し、あの言葉を唱えようとドーラ娘を呼び出した。

そしてテレビのタイミングの通り「バルス!!」と唱えた。

しかし、電話の先からその声は聞こえなかった。電話はすでに切られていたのだ。



滅びたのはラピュタでは無く、うちの家庭だったようだ。