ふるやの森

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日本語と英語 1

2005-11-29 14:38:58 | 世界の中心で英語教育
日本語と英語はまったく異質な言語であると、気づき始めたのも最近です。

そのひとつとして、「主語のあいまいさ」があります。

広島の原爆慰霊碑には「あやまちは決して繰り返しません」と、ありますが
これは英語では The mistake should not be repeated と受身で表さざるを
えないのは、主語が原文にないからです。

日常の会話でも主語は省く場合が多いのです。

「お寒うございますねぇ」「もうかってまっかぁ?」「超むかついたぁ」
「ひどぉぉい」「よろしくお願いします」

これで通じてしまうのは、日本がハイコンテキストな社会であるからだと
ともに、日本人のコミュニケーションが「毛づくろい」(互いに共感する
ことで同調するコミュニケーション)だからでもあります。

海外で、日本人が集まって日本人村をつくりやすいのも、日本人同士なら
阿吽の呼吸でわかりあえる気安さからだと思われます。
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