韓国で新しく李明博大統領が誕生した。新大統領は就任演説で、韓国がすでに「世界10位圏の経済大国」になり「助けを受ける国から施す国」に成長したことを強調した。
韓国新大統領 今度こそは“過去離れ”を
盧武鉉前政権の下で韓国は米国との朝鮮半島有事の共同軍事作戦「作戦計画5029」を事実上、中止した。大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への参加問題も先延ばしにしている。いずれも10年に及んだ革新政権が北朝鮮への配慮から「米韓」より「南北」を優先させたためだ。李政権はいずれこれらの課題に判断を迫られる。
2012年春に米軍から韓国軍に移管されることに決まった戦時作戦統制権の問題も「現在、話す話ではないが、核問題や南北関係がその時点で変化していなければ、再討議する必要もある」(李氏)としており、これも有事対応と関係した検討の対象になる可能性がある.当面、注目されるのは4月の総選挙後の李大統領の訪米で示される予定の米韓同盟の「未来ビジョン」だ。 font>
MSN産経ニュース
このうち最も目を引くのは、韓米同盟が解除された後の韓国と周辺大国との関係についての分析だ。報告書は、現在の韓米同盟が過去のような主導的役割を遂行できずに漂流していると指摘し、在韓米軍が完全に撤収すれば、韓国は自衛力を強化するため核保有を進めるとの見通しを示している。こうした場合、日本は中国・北朝鮮などの核保有国だけでなく、韓国の核保有の可能性にまで直面することになり、核兵器開発を強行するというのが専門家らの診断だ。
韓米同盟崩壊のもたらすもの
関連記事
韓国新大統領 今度こそは“過去離れ”を
盧武鉉前政権の下で韓国は米国との朝鮮半島有事の共同軍事作戦「作戦計画5029」を事実上、中止した。大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への参加問題も先延ばしにしている。いずれも10年に及んだ革新政権が北朝鮮への配慮から「米韓」より「南北」を優先させたためだ。李政権はいずれこれらの課題に判断を迫られる。
2012年春に米軍から韓国軍に移管されることに決まった戦時作戦統制権の問題も「現在、話す話ではないが、核問題や南北関係がその時点で変化していなければ、再討議する必要もある」(李氏)としており、これも有事対応と関係した検討の対象になる可能性がある.当面、注目されるのは4月の総選挙後の李大統領の訪米で示される予定の米韓同盟の「未来ビジョン」だ。 font>
MSN産経ニュース
このうち最も目を引くのは、韓米同盟が解除された後の韓国と周辺大国との関係についての分析だ。報告書は、現在の韓米同盟が過去のような主導的役割を遂行できずに漂流していると指摘し、在韓米軍が完全に撤収すれば、韓国は自衛力を強化するため核保有を進めるとの見通しを示している。こうした場合、日本は中国・北朝鮮などの核保有国だけでなく、韓国の核保有の可能性にまで直面することになり、核兵器開発を強行するというのが専門家らの診断だ。
韓米同盟崩壊のもたらすもの
関連記事