イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

傘の揺れが、会場にひろまっていくように。さよなら原発。

2013年11月12日 | ■flexlife



日曜日の、さよなら原発集会。どしゃぶりにこそならなかったけど
降ったり止んだりの天気。
そんな中、切実な思いをかえた人達が集まってました。1万人ときいてます。




デモで集まる事、街を歩く事は、表現のひとつだと思うから
興味のない人に、広がってこそだと思っています。

切実な思いを抱えている人は、きっと毎回集まる。


それ以外の人を巻き込むには、セクシー、でもカワイイでも、高揚感でも
なんでもいいんだけど、わくわくする要素が必要な気がします。

そうでないと、きっと長く続かないと思うから。
もちろん、デモにそんな要素はいらないという、ストイックな方もいるとは思うけど。





わたしができる形で、やってみました。
表面上は普段のライブと変わらないけど、音楽が、恨み節的になるのはいやだった。





声をきかせて、を歌った頃 小雨でみなさん、傘をさした。

たくさんの色とりどりの傘が、きれいだったので、クラップのかわりに
傘を揺らしてもらった。とても平和な眺めだった。

傘の揺れが、会場にひろまっていくように、持続可能なエネルギーの形を、
はっきり希望する輪が、街にもひろまっていけばなぁと、すごく思った。

どうしたら、広まっていくのか?家に帰っても、考えてみるけど、答えがみつからない。





カジュアル、カジュアルって言ってるけど、九州各県の代表の方のスピーチは凄かったよ。
切実だからこそ、その語りは、表現の域まで達して、圧倒的な説得力があった。

福島で、放射能汚染を訴えたら、コミュニティから排除されてしまい
今は九州に移住してる女性のお話。

佐賀で、玄海原発は準備を初め、夕方になれば近隣は帰宅ラッシュであるとか。

デンキを使うという事が、携わる方を新たな被爆者にしてしまっている現実に
がくぜんとして立ち上がった、長崎の被曝3世?の方のお話とか。

普段デンキ使う時に、そこまでの想像力って、なかなか働かないです。
直に聞かないと感じられないものが沢山あった。




集会は無事終了。なぞの不敵な笑み。

…出店もいろいろあって、オーガニックなフードやフェアトレードの雑貨を出してる所も。
晴れたらね、芝生の公園で、寝っころがったりも出来たのかな。
まぁ、それは、また次回。


スタッフのみなさん、すごい、がんばってた! ほんとうに ごくろうさま。