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野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

飛燕の花の形がきれいな「オオヒエンソウ」(初夏の花 2022-19)

2022年06月19日 08時20分33秒 | 

飛燕の花の形がきれいな「オオヒエンソウ」。花の形は野草のセリバヒエンソウに似ているが、こちらは花が群生するので、それほどはっきりとは見分けられない。

(2022年初夏 川崎市)

初夏の花シリーズ(2022年初夏)

「キンシバイ」(初夏の花 2022-01)
「どくだみ」(初夏の花 2022-02)
「アマリリス・アップルブロッサム」(初夏の花 2022-03)
「カラー・ピカソ」(初夏の花 2022-04)
「ペンステモン・ハスカーレッド」(初夏の花 2022-05)
「オルレア」(初夏の花 2022-06)
「 サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス」(初夏の花 2022-07)
「アスチルベ」(初夏の花 2022-08)
「ゴデチア」(初夏の花 2022-09)
「ルリマツリ」(初夏の花 2022-10)
「アネモネ・ヴィルジニア」(初夏の花 2022-11)
「ハタザオキキョウ」(初夏の花 2022-12)
「サフィニア」(初夏の花 2022-13)
「エケベリア "七福神"」(初夏の花 2022-14)
「ホタルブクロ」(初夏の花 2022-15)
「ハクチョウソウ」(初夏の花 2022-16)
「マルバシモツケ」(初夏の花 2022-17)
「ブルビネ・フルテスケンス」(初夏の花 2022-18)

 

「オオヒエンソウ」

オオヒエンソウ Delphinium grandiflorum (キンポウゲ科 ヒエンソウ属)
 オオヒエンソウ;大飛燕草はシベリア、チベット、モンゴル、、中国に分布する多年草。英語名はSiberian larkspur。ヒバリなどの小鳥を意味しており、中国名の燕とよく似た命名である。学名のDelphiniumは、ドルフィン;イルカを意味するそうで、ツボミを見れば納得である。花が美しいことから多くの品種が作出されており、栽培されている。
 さて、この花に出会ったのはモンゴルの草原。美しいので栽培かと思ったが、点々と生育が見られ、野生と判断した。モンゴルの色は青であり、寺院などでは青い布がひるがえっている。この花のイメージと重なっている。ところで、この花には見覚えがあった。チベットの草原で群れ咲いていたのを思い出した。もちろん、有毒植物である。


薄いオレンジ色の花でおなじみの「ブルビネ・フルテスケンス」(初夏の花 2022-18)

2022年06月19日 08時05分14秒 | 

薄いオレンジ色の花でおなじみの「ブルビネ・フルテスケンス」。ハナアロエの名前でも知られている。ツルボランの仲間だ。星型の花の形と花芯からつきどる雄蕊の組み合わせがユニーク。

(2022年初夏 川崎市)

初夏の花シリーズ(2022年初夏)

「キンシバイ」(初夏の花 2022-01)
「どくだみ」(初夏の花 2022-02)
「アマリリス・アップルブロッサム」(初夏の花 2022-03)
「カラー・ピカソ」(初夏の花 2022-04)
「ペンステモン・ハスカーレッド」(初夏の花 2022-05)
「オルレア」(初夏の花 2022-06)
「 サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス」(初夏の花 2022-07)
「アスチルベ」(初夏の花 2022-08)
「ゴデチア」(初夏の花 2022-09)
「ルリマツリ」(初夏の花 2022-10)
「アネモネ・ヴィルジニア」(初夏の花 2022-11)
「ハタザオキキョウ」(初夏の花 2022-12)
「サフィニア」(初夏の花 2022-13)
「エケベリア "七福神"」(初夏の花 2022-14)
「ホタルブクロ」(初夏の花 2022-15)
「ハクチョウソウ」(初夏の花 2022-16)
「マルバシモツケ」(初夏の花 2022-17)

ブルビネ・フルテスケンス(ハナアロエ)の育て方
学名…Bulbine frutescens
別名…ブルビネ・フルテッセンス
科名…ツルボラン科
属名…ブルビネ属
原産国…南アフリカ
花色…オレンジ、黄色
草丈…25㎝~60㎝
日照…日なた
難易度…星
USDA Hardiness Zone:9 to 11

ブルビネ・フルテスケンス(ハナアロエ)は、南アフリカに分布するツルボラン科ブルビネ属の常緑性多年草です。
ハナアロエ(Bulbine frutescens)が属するブルビネ属の植物は、南アフリカを中心に約30種が分布していますが、一般的に流通しているのは本種のみです。

分布は南アフリカの東ケープ州を中心に、北、西ケープ州に広がっており、日当たりの良い乾燥した谷などに自生しています。
「ハナアロエ」の和名を持ちますが、アロエはアロエ属、ハナアロエはブルビネ属で別属の植物です。
アロエのように多肉質な葉を持ち、オレンジ色の花を咲かせることから「ハナアロエ」の名前が付いたのではないかと推察されますが、詳細は不明です。
属名の「ブルビネ」の名前で流通することもあります。

ブルビネ・フルテスケンス(ハナアロエ)の花期は4月~11月。
花期になると、葉の間から花茎を長く伸ばして花序を出し、花径1㎝程度の小さな花を咲かせます。
花は6枚の花弁を持つ星形で、雄しべには細かい毛が密生しています。