＜大平山公園で見掛けた花＞
秋たけなわの鎌倉中央公園と源氏山公園
（単独散策）
２００８年１１月６日（木）
何人かの方々から，鎌倉の紅葉はどんな様子ですかという質問を受けている．そこで，急遽，11月6日現在の鎌倉中央公園と源氏山公園の様子を，このブログで取り上げることにしたい．
当日の昼前後に，二つの公園をブラブラ歩きした．本当は裏大仏ハイキングコースまで足を伸ばすつもりだったが，源氏山公園のあまりの人出に驚いてしまい，歩く意欲が失せてしまった．そこで，裏大仏ハイキングコースの途中から，枝道に入って，桔梗山住宅地に下山してしまった．
＜散策マップ＞
■鎌倉中央公園
11時頃，鎌倉中央公園を訪れる．
まだ，紅葉の見頃の時期には早いが，それでも綺麗に紅葉した木々が沢山ある．広場のあちこちで，近隣の方々が子供連れで来ている．思い思いに車座になって，お弁当を広げている．
公園全体に，ノンビリとした雰囲気が漂っていて，とても気分がよい．
私は草木の名前が良く分からないが，中央公園で見掛けた木々の写真を何枚か，紹介しよう．
■葛原ヶ岡神社
山ノ内配水場を経由して葛原ヶ岡に向かう．
葛原ヶ岡神社に近付くと，急に沢山の観光客が見え始める．辺りは，これまでとは全く違う雰囲気になる．
今日は平日．それにもかかわらず，浄智寺から続く裏大仏ハイキングコースを通って，沢山の方々が葛原ヶ岡神社前に現れる．外国人の方々も結構居られる．
■源氏山公園
頼朝の像がある源氏山公園広場に向かう．
遠足で訪れた小学生が，広場一杯になるほどに，座り込んで弁当を食べている．広場の片隅で，一般観光客が小さくなって車座を作っている．広場にあるベンチは，全て小学生に占領されている．
広場にある木々の紅葉は，まだまだ先だが，中には見頃を迎えている木々もある．
■源氏山山頂
余りの人出に驚いた私は，公衆トイレ脇の階段を登って，源氏山山頂（標高93m）を訪れる．観光客が列になって歩いている場所から，ほんの少し脇に入っただけなのに，源氏山山頂を訪れる人が全く居ない．
静かな山頂から，暫くの間，遠くに見える六国見山から，建長寺裏山に通じる勝上嶽（「嶽」の本字は「山」冠に「献」）へ連なる山並みを眺めている．
山頂は静かで気持がよい．私は切り株に腰を下ろして，四半時ほど森林浴を楽しむ．その間，１人の観光客も登ってこない．
■裏大仏ハイキングコース
再び広場へ戻る．
広場を通過してから，銭洗い弁天を訪れようかと思う．ところが，化粧坂（ケワイザカ）を通り過ぎる辺りで気が変わる．
私は，人混みを避けるように裏大仏ハイキングコースに入る．
ここを歩くのは，かれこれ1ヶ月ぶり，久々のことである．
途中に展望の良い所がある．ここから，鎌倉市内から逗子の方まで一望の下に眺めることができる．
やがて，樹木が繁茂する尾根道になる．まだ紅葉の気配はない．
途中までノンビリと歩いていると，前方から10人ほどの中学生の集団が騒ぎながら近付いてくる．修学旅行の生徒らしい．
彼らとすれ違った途端に，何となくこれ以上歩き続ける気力が失せてしまう．そこで，枝道に入り込んで桔梗山住宅地方面に下山する．
■大平山公園
桔梗山バス停を通過する．
何気なくバスの時刻表を見ると，まもなく大船行のバスが到着する．
成り行きで，大船行のバスに乗車する．乗り合わせた乗客は3人．全員が年輩者である．間もなく，バスが発車する．
その内に，何時までもバスに乗っているのが退屈になる．デマンドボタンを押して，大平山公園で下車する．公園を抜けて，出発点の鎌倉中央公園入口に戻る．
さて，結論である．
紅葉の最盛期は，まだまだ，先．とはいえ，今でも，秋の感触は十分堪能できる．
＜桔梗山バス停＞
（おわり）
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