中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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精密検査から戻って;いつも通りお散歩を始めよう・・・

2020年11月18日 09時34分49秒 | 閑話休題:日々雑感

             <鎌倉中央公園>

    精密検査から戻って;いつも通りお散歩を始めよう・・・


           2020年11月18日(水) 快晴

 先日受けた精密検査の影響で、一昨日まで夕方になると37.0℃程度の微熱が出ていたが、昨日あたりからこの微熱も治まった。すると不思議なもので気力もまただんだんと回復してくる。そしてなんだか悟ったような落ち着いた冷静な気分になってくる。
 ”俺も一人前のガン持ちになったか!・・・まあ仕方ないさ・・・”
と悟ったような気分になる。
 今月末から定期的に通院して化学療法を受けることになっているが、こうなったら「俎の鯉」、あとは運を天に任すだけである。そう考えると、一時は気分が動転したが、今は私も88歳という高齢で病気を抱えた普通の年寄りに過ぎないことに気づかされる。
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 2020年11月17日(火)は相変わらずの晴天で季節外れの晴天だった。私は何はともあれ、これまで検査入院のために思うように歩けなかった毎日を挽回したいという気持ちもあって、まずは定番の大船駅巡回定番コース、約11,000歩歩きを再開した。そして午後は深沢地区の社寺を一回り約3,000歩。
 気分最高、こういう気候のことをインディアン・サンマーと言うんだろうなと思いいながら、楽しく歩き続けた。
 まさに今日は復活の第1日目である。

<お寺のお言葉に勇気付けられる>

 質の悪い病気が、長いこと体内に巣喰っていたことを知らされたときは、正直なところ年甲斐もなく気分が動転した。自分がもう十分に長生きしていて、年には何の不満もないはずなのに、それでいざ自分のこととなると、宣告を受けた後、2~3日は、やっぱり年甲斐もなく気分が動転してしまったが、今はもうすっかり気分も正常に戻っている。
 深沢をぶらぶら歩きながら、大慶寺を訪れる。この寺の山門脇の掲示板に、
  ”踏み出せば
    その一足が
    道となる
   迷わず行けよ
    行けばわかるさ”
        (一休宗純)
と書いてある。あの有名な一休さんのお言葉である。
 いつもの私なら、大して感動することもなく、何となく読み過ごしてしまうところだが、今の私の心の奥深くに”じ~ん”と響く。
 ”なるほど、その通りだな・・・”
 私は深い感動を覚える。まさにこのお言葉の通りである。この時点であれこれ迷っても仕方がない。とにかく全力で闘病生活を始めようと決意を固くする。
 ちなみに我がFH家の墓はこの寺にある。


 大船駅巡回定番コースの途中にある光照寺の掲示板には、こんな言葉が張り出されていた。
 ”焦らず 怠らず 諦めず”
 この言葉も、多少ペシミスティックになっている今の私の心情にグサリとくるものがある。
 私は、このお言葉を読みながら、
 ”なるほど! (結果が出るのに)焦ってはだめだな、(治療を)怠ってもだめだな、それに(途中で)諦めてなだめだな”
とこれから始まる治療への決意を改める。

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<紅葉に癒やされる>

 鎌倉中央公園の紅葉に癒やされる。
 何という美しさなんだろう。来年の今頃も京都同じように、また、紅葉が見られますようにと念じながら、園内を散策する。






<定番道の風景>

 大船駅定番コースの途中で、六国見山と光照寺の風景をデジカメに収める。定番の風景である。


 裏路地を辿って成福寺方面へ向かう。
 青空と薄紫の花、なんという美しさだろう。
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 本日歩いた歩数は、13,884歩。
 復活第一日目の歩数としては、まあ、こんなところだろうなと納得する。
 明日(11月18日)は、近場に住んでいる長女が、私たち老夫婦のことが気になるのか、
 「一緒に、大船フラワーセンターへ行こう!」
と誘ってくれる。ありがたいことである。
 昔から、
 「自分の娘は、自分の近くにおいておけ」
という言い伝えがある。
 自分が老境に達すると、この言い伝えに対して「本当にその通りだな」と実感している。
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 これまでのブログ記事では、その都度、ルート地図を作って、円面距離、累積標高などの分析をしていたが、この手作業少々面倒なので、今回は省略。
 とにかく、少しずつでも投稿を続けることにしたいと思っている。
 日頃、当ブログにアクセスしていただいている皆様に感謝しつつ、投稿を続けたいと思っている。
                         (おわり)





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