奥州街道(白河の道);総集編(8);エピローグ
第1回~第5回
(クラブツーリズム)
2017年3月~7月
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/81c61f38e4ede54cea2982ba250348d1
<奥州街道の旅が終わった>
■これで五街道すべてを歩き終えた.
今年(2017年)3月から始まった奥州街道(白河の道)の旅は,延べ9日間のウォーキングで無事踏破し終えた.今回の旅で,私は五街道すべてを完全に踏破したことになる.
”だから,何なの…?”
と言われてしまえばそれまでの話だが,まあ,それでも,漠然と考えていた五街道踏破の夢がやっと実現したので,今は,応分の満足感に浸っている.
これまでの私の街道歩きをもう少し詳しく言えば,以下の通りとなる.
東海道(主催;小田急トラベル)
日光街道(小田急トラベル)
甲州街道(第1回)(小田急トラベル)
甲州街道(第2回)(五十三次洛遊会自主開催)
中山道(五十三次洛遊会自主開催)
善光寺西街道(五十三次洛遊会自主開催)
善光寺街道(北国街道)(五十三次洛遊会自主開催)
■旅を終えての所感
今回の奥州街道は,大手旅行社クラブツーリズム主催の旅に参加した.以前参加していた小田急トラベル主催の旅とはいろいろな面で趣が異なっていることに感心した.もちろん,どなたでもアクセスできるブログで,どちらが良いというような比較をすることは避けたいと思う,どちらもそれぞれ特徴があるとだけ言っておこう.
その上で,今回の奥州街道の旅で感じたことを整理して少しばかり箇条書きにて纏めておくことにしよう.
1.大変豪勢な旅だった
行く先々で,豪勢な食事を楽しむことができた.どこで食事をするかについて,旅行社が随分工夫を
していることが良くわかる.
2.知識が豊富な専任講師が面倒を見てくれた.
これは特筆すべき長所かもしれない.
3.街道を外れた場所にあっても,必見の見所に立ち寄った.これは本当に嬉しかった.
街道歩きには,もっぱら街道だけをひたすら歩いて早く目的地に到着する歩き方もある.そのどちらを
好むかは人それぞれである.私にとっては,多少,街道筋から外れても見所には立ち寄る方式が良い.
4.1日当たりの歩行距離がちょっと短い.
1日当たりの歩行距離がせいぜい10キロメートル程度に限られている.私は,毎回,もう少し歩きたいな
と感じていたが,これは私の勝手な感想である.
6.鉄道を臨機応変に使いたかった.
もともと,今回のツアーは往復に専用バスを使うことを前提にているので,こんな感想は見当違いである.
でも,高速道路の渋滞に引っかかったときなど,遠くまでわざわざバスで行かなくても良いのに…
と愚痴りたくなる.
専用バスツアーなので,大半の参加者は随分沢山の荷物を持参している.
専用バスツアーだからこそ,沢山の荷物を預けたり運んだりできるのが利点である.
全部の荷物を何時も背負って歩く個人旅行では味わえない旅の醍醐味かもしれない.
<エピローグは新たな旅のプロローグ>
■さて次は…?
私の体を動かす趣味には,山歩きと街道歩きがある.寄る年波の影響で,不本意ながら山行は徐々にシンドクなってきた.そこで,自分の趣味を街道歩きの方へシフトしていきたいと思っている.
…となると,次はいつ頃からどこを歩くか?
とりあえずは歩奥州街道の先を仙台ぐらいまで歩いてみようか
それとも,近場,関東地方の主要街道でも歩いてみるか
歩くにしても旅行社主催のツアーに参加するか?
それとも,新たに仲間を作って一緒に歩くか?
独りで勝手気ままに歩くか?
いろいろと迷うことが多い.
資料1(p.19)に掲載されている地図「日光・奥州・甲州三道中とその他の街道」を引用してみよう.
この図で私がまだ歩いていない街道は例弊史街道と壬生道の二つの街道である.
”うん,この二つの街道を歩くのも,当面の目標として良いな…”
と私の気持ちは傾きつつある.その理由はこれらの街道が比較的近場にあるので,日帰りを繰り返すことで踏破できそうなことと,資料1に細かい案内が掲載されているので下準備が容易なことである.
”では一人旅をするか? それともどなたか一緒に旅をする人を探すか?”
ここが思案のしどころである.
いずれにしても,今年の秋ぐらいからボツボツ歩き始めようかな?
それとも,いっそのこと,体が動くうちに四国八十八カ所巡りでもするか…? でも,こちらは少々費用も掛かるし,準備も大変そうなので億劫だな,このところ私は大いに迷っている.
←クリック拡大
引用;資料1(p.19)
■第1案;北国街道
私は,年の秋,または来年の春から歩き始めたいと思っている街道が三つある.その第一は善光寺街道(北国街道).の善光寺から先,とりあえずは日本海に到着するまでの歩くこと.
ただ,今のところまだ手元には何の資料もないので,下調べの時間と労力が多大である.
”どうしよう…?”
■第2案;白河以北仙台まで
仙台は私の第二の故郷である.
今回,せっかく白河宿まで歩いたので,その先,仙台まで歩いてみたいと思っている.旅行社のツアーに参加するか,それとも独り気まま旅をするか.そこが思案のしどころである.
■第3案;例弊史街道と壬生道
この案が一番実現しやすい.
とりあえずは,この案を,惟kらの旅のプロローグとするかな…?
いずれにしても,できれは今秋から歩き出したい(むりなら来春)と思っている.
こうして,私の終わりが見えない旅が始まろうとしている.
[参考資料]
資料1;今井金吾,2004,『今昔三道独案内;日光・奥州・甲州』JTB出版事業局
(完)
「奥州街道」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/55f1b2dce2470adc0fd0bd872352e0d7
「奥州街道」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4c195cfa3f795ede28aa0764b57a5db3
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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