<専用車からの素晴らしい眺望>
紅葉の信越トレイル;第1日目;セクション1;飯山駅から登山口へ
(アルパインツアー社)
2016年10月21日(金)~23日(日)
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第1日目;2016年10月21日(金) 秋晴れ
<ルート地図>
■飯山駅・斑尾高原
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■斑尾高原・斑尾山
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<集合場所の飯山駅へ>
■催行通知がなかなか来ない
本日から3日間,アルパインツアー社主催の信越トレイル2泊3日の旅に参加する.今夏杯は信越トレイルのセクション1からセクション3までをトレッキングすることになっている.
事前にアルパインツアー社に.
「…どうせなら,セクション1からセクション6まで一気に歩くコースはないですか…」
と伺う.
すると,私達がセクション1~3を歩いた直後にアルパインツアー社大阪主催のツアーがセクション4~6を歩くとのこと.引き続きこちらのも参加しようかと迷ったが,身辺繁多なためにそんなに時間を取ることもできず,大阪の方は今回諦めた.
でも,まあ,折角のチャンスなので,まずはセクション1~3岳でも歩いておこうということで,このツアーに参加することにした.
ところが参加を申し込んでから大分時間が経っても,アルパインツアー社から催行決定の連絡が来ない.私はすんでのところで別の用事をスケジュールに入れてしまおうかと思い始めた頃,漸く催行決定の通知が手元に届く.今度は手の平を返したように,参加費払込期限がやけに短い.
サンデー毎日氏の私には,そう簡単に”はい,それではすぐに…”という具合に払い込める金額でもない.年金が振り込まれる日にちをにらみながら,振込期限ギリギリに参加費をアルパインツアー社充てに振り込んだ.
私の趣味は登山に絵画,どちらも金食い虫である.
■見事な朝焼け
集合場所時間は東京駅丸の内南口7時30分である.7時30分といえば,そろそろ通勤時間帯である.
私は何時ものように3時30分に起床する.
すぐにPCの電源をONにして,Eメールの閲覧,ブログのメンテナンス,旅行中の予約登録など,一連の朝の行事を済ませる.
その内に,夜が明けて,明るくなる.わが家の2階から見事な朝焼けが見える.
そして,前日の夜に準備をしておいたリュックを背負って,5時40分に自宅を出発して,湘南モノレールの最寄りの駅へ急ぐ.
<朝焼け>
■東京駅集合
大船駅前のコンビニで,朝食,昼食の2食と若干の嗜好品を購入してから,大船6時20分発横須賀線上り電車に乗車する.
”なぜ東海道本線ではなく,横須賀線にのるのか”って…?
横須賀線は東京駅までちょっと余計に時間は掛かるけど,東海道本線より大分空いている.その証拠に,私は運良く座席に座ることができた.そして例により座った途端に居眠りをしたくなる.
7時03分,東京駅に到着する.集合時間まで,まだちょっと時間がある.そこで,どこかでモーニングコーヒーでも飲もうかと,駅構内をウロチョロしている内に時間切れになってしまう.そこで,コーヒーを諦めて集合場所に南口へ向かう.
この辺りはサラリーマン時代のある期間,毎日通勤していた場所である.懐かしい.同時に,よくもまあ,こんな遠くまで通っていたものだと感心する.
<丸の内南口>
■東京駅集合
集合時間10分前に,集合場所に向かう.
今回のツアーリーダーのKB氏と,参加者の女性1人が待っている.私がお二人に近付いて,挨拶をする.
「…これで全員が揃いました.では新幹線乗り場へ行きましょう…」
とKB氏が言う.
「(参加者は)たった2人だけなんですか…?」
不審に思った私は,KBさんに尋ねる.
「いえ,参加者は全部で8人です.後の方は飯山駅集合です…」
北陸新幹線東京7時52分発「はくたか553」号に乗車する.私の席は3号車3C.通路側である.通路を挟んで反対側に件の女性が座っている.
8時15分,車内販売のコーヒーを購入して,ゆっくりと賞味する.朝のコーヒーを省略すると,どうもパワーが出ないような気がする.
列車は,大宮でほぼ満席になる.
9時23分,列車は長野駅に到着する.私の後ろの席に座っているKBさんが,
「長野から飯山までは,短いですよ…すぐ着きますよ」
という.
9時32分,長野発車.
9時43分,飯山到着
<車内販売のコーヒー> <飯山駅到着>
■飯山駅集合
飯山駅は新幹線の駅にしてはこぢんまりとしている.ホームから改札口へ向かうが,何となくガラ~ンとした雰囲気である.
飯山駅で,参加者全員の顔が揃う.参加者8名の内訳は,男性2人,女性6人で女性圧勝である.住所別内訳は,
茨城県 1(人)
神奈川県 4
埼玉県 1
東京都 1
新潟県 1
である.参加者8人の内,半数の4人が神奈川県住民である.
<飯山駅で全員集合>
<飯山駅から登山口へ>
■専用車からの素晴らしい眺望
9時50分,旅行社が手配した専用車に乗って,飯山駅前から出発する.専用車は小型バスである.勿論,綺麗に手入れされていて,乗り心地も上々である.運転手はSZさんである.
車窓から沿道の集落や山脈を眺める.つい先日,ペルーを旅したばかりの私は,どうしてもペルーで味わった沿道の風景と比較してしまう.
今見ている日本の田園風景は,ペルーには悪いけれども,比較にならないほど日本の方が美しい.何と言っても山の緑は日本の方が圧倒的に豊かである.それに,集落のただずまいも清潔感に溢れていて,しかも建物が立派である.
私は移りゆく田園風景を眺めながら,
”日本は紛れもなく一流の先進国だなあ…”
と確信する.
専用車は,千曲川沿いの盆地から次第に山の中に入っていく,ジグザクに曲がりくねる道を進むにつれて,眺望が一気に開け始める.
”なんとまあ,美しい眺めなんだ…”
眼下に千曲川流域の平野が広がっている.その向こうに山脈が見えている.どこの山なんだろう?
ジグザグ道の途中で,信越トレイル公認ガイドのMSさんが,私達の専用車に乗り込む.
<専用車の車窓からの眺望>
■ビジターセンター「山の家」
10時17分,山の家に到着する.トイレ休憩.
山の家に入ってみる.木の香りが素晴らしい木造の家である.土足で入って良いのかと思えるほど床がピカピカの休憩室が広がる.そのさきに展望テラスがある.受付にはいろいろな案内図やパンフレットが準備されている.
2階に上るときは靴を脱ぐようになっている.2階は宿泊施設だろうか.
<山の家>
■斑尾山登山口
山の家での休憩を終え,再び専用車に乗車する.KBさんが,
「…登山口まで,ほんのちょっとです…」
という.
10時28分,山の家を出発する.
なるほど,ほんのちょっと乗っただけで,10時32分に登山口に到着する.
公認ガイドのMSさんの温度で,ウォームアップストレッチを行う.いよいよ初日のトレッキング開始である.
<登山口でストレッチ>
(つづく)
つづきの記事
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信越トレイルの目次
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の次回の記事
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