中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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新春の鎌倉;鏡のような鎌倉中央公園の池を楽しむ

2019年01月28日 06時24分32秒 | 鎌倉あれこれ

                                      <鏡のような鎌倉中央公園の池>

                  新春の鎌倉;鏡のような鎌倉中央公園の池を楽しむ
                           (独り散策)

                      2019年1月27日(日) 晴れ
▇WEBを見始めたが…
 このところ少々忙しくて,お勉強の方が留守になっていた.
 色々なことがやっと片付き始めたので,今日は半日だけ通信教育の学生に戻って,数時間真面目にWEBの授業を拝聴した.主題は上田春秋や里見八犬伝などのこと.理系出身の私の専門分野とは全く毛色の異なる分野の話である.また,つい先日,藤沢の某研究会に提出した論文の中身とも全く違うし,私の趣味である水彩画ともあまり関係の無い領域の話である.でも,うすうすは知っているような知らないような分野の話は,聞いていて結構面白い.
 夢中になってWEBを見ていること自体は結構な話だが,そこは晩期高齢者(?)たる私の泣き所があって,残念ながら目がしょぼしょぼしてくる.大船の西友の薬売り場で買ってきた安い目薬をさしてみるが,ちょっとひりひりした感じがするだけで,あまり利くような感じもしない.
 私は目頭を押さえながら本日の受講を終える.
 ”こうなったら,対処療法はお散歩しかないな…”
という訳で夕方の鎌倉中央公園を軽く一回りすることにする.
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夕日に映える上池
 デジカメを片手にお散歩に出掛ける.デジカメ以外は何も持たずに…
 淸水塚口から鎌倉中央公園へ.谷戸の谷間にある上池の西側斜面はもうすっかり影になっている.
 今はもう,ちょっと遅い時間なので,幼児を連れた人達の姿は疎らで,犬を散歩させる人や,年配の男性が多いようである.すれ違う男性の姿を見て,
 ”オレと良く似た姿,衣服を着ているな”
と自分を鏡で映したような気分になる.
 ”余所様の目から見たら,オレも同じように老いぼれて見えるんだろうな”
 そんなことを連想すると,ついつい現実に引き戻されてしまう.
 

▇鏡のような池
 池の畔に立つ.
 池が鏡のように,対岸の景色を反射している.
 ”おや,まあ,…なかなか綺麗だな,見事だな…”
 折角持参しているデジカメである.これは写真に撮るしかない(冒頭の写真).


▇オレの影
 自販機で暖かいコーヒーでも買いたいところだが,デジカメ以外何も持参していない.自宅に戻って,インスタントコーヒーでも飲むしかない.
 それに,日も大分傾いてきた.
 ”そろそろ家に戻るか…”
 …というわけで,寺分口を目指してジグザグの階段道を登る.
 寺分口で公園の方を振り返ると,自分の長い影が見えている.

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▇電線だらけの富士山
 自宅に戻る.
 やがて夕暮れ.
 寺分口の近くから夕暮れの富士山を眺める.ただ,やけに沢山の電線が富士山を横切っているのがとても気になる.折角PCを使っているんだから画像処理して,電線を消せば良いかもしれないが面倒である.
 ”でも,まあ,これも我が家の風物詩だ”
 眼下に藤沢の街の明かりが見えている.


インスタントコーヒーでもまあ良いか
 今日の仕上げは自宅のインスタントコーヒーだ.
 もう何十年も使っているバンビのコーヒーカップだ.このコーヒーカップの分厚い縁がとても口当たりが良い.紙コップでは味わえない落ち着きが感じられる.
 がらが少し違うが同じコップがいくつか持っている.頑丈なコップで,もう40~50年(30~40年かな?)使っているが割れたものは一つもない.
 わたしもこのコーヒーカップのように長続きする人生を歩みたいなと思っている.


                            (おわり)
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