中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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錆びた脳みそに”喝”;楽しい会食

2018年03月11日 07時41分27秒 | 閑話休題:日々雑感

            錆びた脳みそに”喝”;楽しい会食
               (某学会研究会出席)
         2018年3月10日(土) 曇・寒い1日

 某学会の研究会が京浜急行金沢八景駅近くにある某大学で開催される.
 今日は土曜日.本来ならば土曜日は塔ノ岳登頂を優先させてしまうのだが,この研究会だけはそうはいかない.というのも,私が現役時代にこの研究会の主査をしていたことがあるからである.また,久々に懐かしい先生方にお会いできるのも楽しみだ.
 私は塔ノ岳に出掛けるときと同じように早朝起床するが,出掛ける前の中途半端で長い時間を過ごすか,この過ごし方が実に”へたくそ”である.でも,所在なくボンヤリと過ごすのがどうも下手くそな私は,そう何も急いでやる必要もないのに,何かしていないと気が済まない.
 ”これも,ある種の病気かな…? まあ,いいや…”

<2校を終えた原稿>
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▇鎌倉中央公園
 まだ早すぎるのを承知で自宅を出発する.
 もう,この時間は路線バスも頻繁に動いているので,これを利用すれば10分足らずで大船駅に到着する.でも,わざわざ鎌倉中央公園を通り抜けて,歩いて大船駅に向かう.
 今日は土曜日なので,鎌倉中央公園を散策する人達も結構多い.
 お目当ての公園の梅も見頃を迎えている.園内の梅を眺めながら,ノンビリペースで大船駅へ向かう.
 上池の梅


 休憩舎付近の梅

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▇変貌著しい金沢八景駅
 大船駅から神奈中バスを利用して金沢八景へ向かう.
 昔,この路線バスを利用して通勤していたことがあるので懐かしいバスの旅である.でも途中で居眠りをしてしまう.
 40分ほど掛けて金沢八景駅に到着する.
 最近の金沢駅付近の変貌が著しいのに驚く.


瀬戸神社
 まだ時間がたっぷりある.
 まずは駅近くにある瀬戸神社を詣でる.
 地元ではとても有名な神社らしく,次々に参拝者が訪れている.


昼食
 さてどこかで食事をしようかな…ということになる.
 私には土地勘がないので,近くの大規模スーパーの地下にある食堂で,適当に時間つぶしをする.
 ”ちょっと炭水化物が多すぎるかな…”


▇京浜急行の電車
 昼食を済ませてから,
 ”そろそろ会場へいこうかな…”
 会場のある大学のすぐ前にある踏切が閉まっている.電車が1編成通過したかと思ったら,もう次の電車が文樹委に近づく.この踏切を結構開かずの踏切に近い状態である.

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▇研究会の発表を拝聴
 14時から研究会が始まる.
 参加者は10名ほど.比較的高年齢の参加者が居多いなという印象を持つ.
 本日のテーマは,次の2題(ここでは”ぼかして”紹介);
 (1)破壊的イノベーションに関連するもの  報告者;関西の某有名大学のMF教授
 (2)テレワークに関する実態報告      報告者:東海地方の大学のAZ准教授
 平素,山登りばかりしている私は,世の中に流れにすっかり取り残されているこを改めて自覚すると共に,古今東西を問わず,あいかわらず同じような問題提起がされつづけているなという印象を強くする.

<研究会の雰囲気>

▇研究会での反省
 年配者が出しゃばってはいけないと自覚しているが,ついつい発言をしてしまう.
 ”高齢者が余計な発言をしてはいけない…”
と思いながらも,ついつい…
 私がまだ現役の研究者だった頃…
 長老の先生が教訓的なことを上から目線で発言し始めると,
 ”やんぬる哉! また始まった…!”
と苦々しく思っていたものだ.
 そんな経験があるのに,自分が高齢者になると,同じ轍を踏みそうになる.桑原,桑原.

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▇愉しい懇親会
 研究会終了後,金沢八景駅近くの居酒屋で懇親会を行う.研究会参加者のほぼ全員が参加する.
 久々にお会いする懐かしい先生方も多い.時が経つのを忘れるほど,懇親会は盛り上がった.
 ”塔ノ岳常連の皆さんとの懇親会とは,また,別の意味での充実感があるな…”
というのが率直な感想である.
 この研究会出席者の中で,はからずも私が最高年齢ということが分かる.
 雑談の途中で,来る4月3日から開催される神奈川美術協会公募展の案内状を皆さんにお配りする.
 ”この頃,私,(学会より)水彩画が趣味でして…”
と言いながら,是非,絵を見に来て下さいとお誘いする.
 「どんなものを題材にしていますか…」
と聞かれ,
 「山の絵が主題です…」
とお答えする,それが切っ掛けになって,「…まあ,大体,週に一度は塔ノ岳に登っています…」
 「えっ…! (その年で)まだ山に登っているんですか!」
 なるほど! 山仲間以外の方々には私は奇人に見えるようである.
 ”まあ,奇人でもいいかな…”


<愉しい懇親会>

▇無事帰宅
 20時頃,懇親会が終わる.
 瞬く間の懇親会2時間であった.
 参加者の皆さんとの再会を約して,私一人逗子行の電車に乗車する.
 塔ノ岳に登った後も私一人だけ.反対方向の電車に乗っているが,研究会でもまた同じことになる.どうやら私は奇妙なところに住んでいるようである.
 明日,日曜日に塔ノ岳に登ろうかと思っていたが,今日,こんなに夜が遅くなったのでは,明日の塔ノ岳はヤメタ方が良いなと思いながら,一人寂しく帰宅する.
 今日は錆び付いた脳味噌に”喝”が入った貴重な日になった.
 …と言うわけで”良かった,良かった”である.
                            (おわり)
「閑話休題;日々雑感」の前回の記事
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