中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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晩秋の鎌倉;大仏切通・瓜ヶ谷ヤグラ・矢戸池を一回り

2011年10月30日 04時30分48秒 | 鎌倉あれこれ

                   <裏大仏ハイキングコースから鎌倉市内を望む>

   晩秋の鎌倉;大仏切通・瓜ヶ谷ヤグラ・矢戸池を一回り
            (単独散策)
          2011年10月28日(金)

<散策地図>



■一寸散歩に・・
 秋晴れ.素晴らしい天気である.
 午前中は用事があって,出掛けるわけにはいかなかったが,午後から早速ブラブラ歩きに出掛けた.
 出発地点は,FHの自宅近くのバス停鎌倉中央公園入口.12時38分に歩き出す.
 ただ,何処と言って必ず行かなければならないところもないので,正に足の向くままのデタラメ歩きである.
 まずは,梶原のコンビニ辺りに立ち寄って,散策中の飲み物でも買おうかと思っていたが,2~3歩く内に,飲み物を買うのを忘れてしまう.気がついたら山の上ロータリーから右折して梶原口へ向かっていた.
 「ならば,それでもいいや・・・」
で,適当に歩いて,バス停梶原口に到着する.
 さて,ここから笛田を経由して海の方へ歩こうか,それとも藤沢までブラブラト歩いてビッグカメラのパソコン売り場でも見てこようか・・・いろいろ迷ったが,だんだん面倒くさくなる.まあ,序でながら,すぐ近くにある大仏切通にでも言ってみようか.もう半年近く行っていないので・・・・
 
<バス停火の見下>                     <大仏切通入口>

■大仏切通
 13時10分,バス停火の見下に到着する.ここが大仏切通の入口である.住宅地の中の路地を入る.
 大仏切通入口の排水溝が綺麗に整備されている.何時もぬかるんでいた入口付近も綺麗に整備されている.
 ヤグラ群の登り口にも立派な階段ができてる.ただ,ヤグラの前には虎ロープが張られていて入れなくなっているのが残念である.これも文化財保存のために止むを得ないことだが・・・
 大仏切通の道は,綺麗に整備されている.
 近くに住む方々だろうか,幼児を連れてノンビリとハイキングを楽しんでいる.ほのぼのとした良い風景である.
 切通の両側には大木が茂っている.ちょうど西から太陽が当たって,木々の葉っぱが光っている.でも,紅葉の見頃はまだまだ先のようである.

<大仏切通のヤグラ群>


<大仏切通>


<綺麗に整備された大仏切通;家族連れが散策する>

■裏大仏ハイキングコース
 大仏切通を抜けて,裏大仏ハイキングコースに入る.
 ここはさすがに有名なハイキングコース.遠足か修学旅行で来た子ども達や,若いハイカーで賑わっている.
 ときどき,コース沿いの大きな木の梢を見上げながら歩き続ける.
 やがて,展望の良いところに到着する.ここからは三浦アルプスの山々や,逗子マリーナ,材木座海岸,鎌倉市内が一望の下に見ることができる.

<裏大仏ハイキングコースからの眺望>

■源氏山公園
 源氏山公園に到着する.
 ここから何処へ行こうかと迷うが,まずは源頼朝像に向かう.途中の化粧坂は紅葉が綺麗なところだが,見頃はまだまだ先.
 源頼朝像のある広場には,ほとんど人影はなく静まりかえっている.

<源頼朝像>

■葛原岡神社
 往路を引き返して,葛原岡神社を詣でる.境内では,数名の観光客が休憩中である.
 ここから,20分もあれば自宅へ戻れるが,折角歩き出したのにもう戻るのは勿体ないので,ここから浄智寺のをめざして歩くことにする.

<葛原岡神社>

■瓜ヶ谷ヤグラ群
 天柱峰の手前で,また,迷う.このまま北鎌倉に抜けるのでは興が乗らない.そこで,途中から進行方向左手の踏み跡道に入る.瓜ヶ谷ヤグラを見学するつもりである.
 まだ,夏草が背丈ほどに繁茂している.この辺りは,もう何回も来ているところだが,夏草が繁茂していると,辺りの様子が良く見えないので,ウッカリすると迷子になりそうである.
 それに,もう10月も下旬だというのに,結構,沢山の虫が寄ってくる.さらには,まだクモの巣がやたらにあって,あまり気分は良くない.
 草をかき分けながら,急坂を下って,瓜ヶ谷ヤグラに到着する.久々に瓜ヶ谷ヤグラを拝観して,感激一入である.

<瓜ヶ谷ヤグラ群5穴>


<瓜ヶ谷ヤグラ群>

■矢戸池
 瓜ヶ谷ヤグラから,畠の廻りを周回する草道を通って,山ノ内の自動車道路に抜ける.ここを左折して,やや急な坂道を登る.左側の源氏山公園入口を見送って,山ノ内ポンプ場に向かう.
 山之内ポンプ場を通り過ぎて,レストラン「ブランブルグ」の角を右折する.住宅地の中の道路が行き止まりになるところから,矢戸池のある谷に下る.まずは急傾斜の階段を下りる.そして,台峯緑地の谷間を山崎方面に下る.
 大分日が傾いているので,谷間の道は少し暗くなっている.辺りには全く人の気配はなく,不気味に静まりかえっている.
 やがて湿地帯に入る.東側の台峯緑地の山は西日が当たって,明るく輝いている.
 14時45分,矢戸池に到着する.矢戸池は不気味に静まりかえっている.

<不気味に静まりかえる矢戸池>


<西日が明るい台峯緑地>

■薬師堂跡から鎌倉中央公園へ
 さらに,谷戸の道を下っていると,遠くから子どもの声が聞こえ始める.
 辺りは何となく薄暗く不気味である.でも西に面した山肌は明るい西日を浴びて輝いて見えている.
 山崎小学校沿いの道に出る.丁度下校時なのか,子ども達が,友達同士で仲良く家路を急いでいる.子ども達が本当に可愛い.
 魯山人釜跡の手前で左折して,山崎小学校の農園脇から急斜面を上り下りして,鎌倉中央公園に入ろうかと思ったが,これから山を上り下りするのが,何となく億劫なので,そのまま,薬師堂跡の方に向かう.

<小学校の下校時;子ども達がとても可愛い>


<薬師堂跡>

■再び鎌倉中央公園
 薬師堂跡の三叉路を左折する.さらに,100メートルほど先で,もう一度左折して,川沿いの道を辿って,15時13分,鎌倉中央公園山崎口に到着する.
 公園の広場は,もう日が陰っているが,近所に住む子ども連れのグループが楽しそうに遊んでいる.こんな情景は,のどかでいいなと思う.
 15時21分,出発点のバス停鎌倉中央公園入口に戻る.
 水平歩行距離8.2キロメートル,累積登下降攀高度315メートル,所要時間2時間43分のプチ散策であった.
 まあ,まあ,歩いたので,私の足も堪能したようである.

<中央公園下の池>


<中央公園上の池>


<夕暮れの鎌倉中央公園>

<ラップタイム>

 12:38  バス停鎌倉中央公園入口発
 12:43  山の上ロータリー
 12:54  梶原口
 13:07  八雲神社前
 13:10  バス停火の見下(大仏切通入口)
 13:27  裏大仏ハイキングコース入口
 14:03  源氏山公園
 14:15  葛原岡神社
 14:25  瓜ヶ谷ヤグラ
 14:31  東瓜ヶ谷自動車道路
 14:34  源氏山公園入口(山ノ内)
 14:38  山ノ内ポンプ場
 14:45  矢戸池
 14:58  山崎小学校脇
 15:13  鎌倉中央公園山崎口
 15:21  バス停鎌倉中央公園入口着

[散策記録]

■水平歩行距離
       8.2km

■累積登攀下降高度    315m

■所要時間(休憩時間を含む)
  バス停鎌倉中央公園発      12:38
             〃       着       15:21
  (所要時間)  2時間43分(2.72h)
  水平歩行速度      8.2km/2.72h=3.01km/h
                                                                         (おわり)

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f4a8ba92d61a125e8cf69e42f888bb18
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[編集後記]

2011年10月29日(土)

 昨日(10月28日),丹沢塔ノ岳のご常連のY川さんが編集・発行する『大倉尾根の瓦版No.9』が郵送されてきた.
 その内容が,面白いのなんのって・・・
 トップ記事は,去る8月6日に韋駄天のTさん,三角髭のTさんお二人の呼びかけで,大倉で盛大に開催された納涼大会の様子を克明に綴った記事である.FHも参加した.実に楽しかった.
 次いでM女史の塔ノ岳登頂1500回快挙の記事がある.
 秀逸なのが,尊仏山荘のオーナー,Hさんが書いた「人間ヘリコプターと裸の大将」の記事である.読んでいる内に,思わず笑い出してしまう.その他に,槍ヶ岳,薬師岳,石槌山,白馬山の登頂記録など,盛り沢山,不肖FHめの駄文も掲載されている.さらには,つい先日(10月2日),観音茶屋で開催された三角髭のTさん登頂1500回祝賀会の様子も,もう記事になっている.
 この頃は,Y川さんの力作,『大倉尾根の瓦版』の発行が待ち遠しくて仕方がない.
 おや,まあ・・・今日は珍しく愚痴ではなかったナ・・・

<丹沢塔ノ岳ご常連Y川さん発行の『大倉尾根の瓦版』>

                                  (おわり)



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