中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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長野新幹線「あさま」新型車両E7系としなの鉄道に乗った

2014年05月18日 06時51分50秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                              <しなの鉄道の車窓から浅間山を望む>

    長野新幹線「あさま」新型車両E7系としなの鉄道に乗った
              (単独旅行)
          2014年5月17日(土) 晴

<長野新幹線E7系>

■ラッキーなことにE7系だ
 故郷の小諸で法事があったので,鎌倉から日帰りで里帰りした.
 東京から軽井沢までは,長野新幹線.12両編成.自由席利用.
 東京駅で,ボンヤリとしながらホームに新幹線列車が入ってくるのを待つ.車内清掃が終わって,列車に乗り込むときに,この列車が新型車両E7系だと気が付く.
 “しまった!…,ん,なら,先頭の車両の写真を撮っておけば良かった!”
 またもや,私の“後の祭りシリーズ”も新事例だ.
 “なんでオレは何時も間が抜けているんだろう…”
 我ながら自分の薄らボンヤリに嫌気がさす.
 私は自由席.意外なほど空いている.私は赤城榛名など上州の名山を拝みたかったので,進行方向右手の窓際に着席する.
 着席して一息ついてから,何気なく備え付けの雑誌『Train Shop』を手に取る.裏表紙に新型車両E7系の写真が掲載されている.
 “シメ,シメ,…この写真を転載させて頂こう”
 …という訳で,この雑誌に載っていた写真からE7系の先頭部分をトリミングしたのが下の写真である.
 “いやぁ~…,実に格好良いなぁ!”

<長野新幹線E7系の勇姿>  『Train Shop』の裏表紙から引用

■ユッタリとした座席
 席に座って落ち着く.
 何となくユッタリとした感じがする.正確な数字は分からないが,前の座席との間隔が随分と広いようである.
 これだけの間隔があれば,窓際の座席に座っていても,同じ列に座っている乗客に余り迷惑を掛けずに通路に出られそうである.
 前のテーブルを出してみる.テーブルの高さが調節できるようになっている.シートの背もたれも分厚くて立派になっている.列車の室内の写真を撮ると,まるで飛行機の中のような雰囲気である.ただし,前後の座席の幅はエコノミークラスの飛行機の倍ほどもありそうな広さなので,ユッタリ感は最高.

<落ち着いた雰囲気の車内>

■上下に動かせる枕
 座席に座って,背もたれに身体を委ねる.すると肩胛骨辺りに出っ張りがあって,何とも座りにくい.
 “何だか座りにくいな…この椅子は…”
と思いながら,背もたれをいじってみる.すると驚いたことに,枕の位置を上下に移動できるようになっている.
 早速,枕を少し上げて自分の首の高さまで移動する.
 “ナルホド…これは良いな”
 背もたれをリクライニングして枕の位置を調整すれば,実に快適な旅行を楽しむことができる.

<上下に移動可能な枕が付いたリクライニングシート>

■PC用電源
 窓際の席の足許に,PC用の電源が付いている.これは便利.
 全てに新幹線にPC用の電源が装備されれば,PCの蓄電容量の心配はかなり低減される.これは有り難い.

<PC用電源>

■車窓からの風景
 新幹線の車窓から,赤城,榛名など上州の名山が良く見える.

<新幹線車窓からの眺め>

■軽井沢に到着
 東京を出発して,上野,大宮,高崎の各駅に途中停車して,軽井沢に到着する.
 下車する.寒い.

<軽井沢駅に到着>

<しなの鉄道>

■しなの鉄道の車両
 軽井沢駅からしなの鉄道小諸行電車に乗り換える.運転間隔は1時間に1~2本程度.
 車両は鮮やかな色に塗装されている.3両編成.車内は何となく懐かしい感じ.昔,横須賀線で見掛けた感じがする.
 発車すると,ゴツゴツ,ガタガタとした小さな震動が伝わってくる.
 現在,東海道本線や横須賀線を走っている電車に比較すると,少々乗り心地が悪いようである.

<しなの鉄道軽井沢駅>

■離山
 電車が軽井沢駅を発車して間もなく,進行方向右手に離山が見えてくる.昨年秋に塔ノ岳常連と一緒に登った山である.当日のことを懐かしく思い出しながら,車窓の眺めを楽しむ.
 電車が御代田付近に差し掛かると,浅間山の偉容が感じられる風景になる.私が幼少の頃から憧れと畏怖の念を持って見上げてきた山である(冒頭の写真).

<離山>

■小諸駅
 小諸駅に到着する.
 ホームの反対側には,小諸始発長野行の電車が停車している.同じく3両編成.
 パラパラと数名の人が下車する

<小諸に到着>

<再び新幹線で…>

■懐古園散策と法事
 法事が始まるまで3時間ほどの空き時間がある.その時間を利用して,懐古園と小諸駅周辺の藤村ゆかりの場所を見て回る(懐古園散策記事は別途掲載予定).
 法事は小諸近郊にある法事専用の施設でしめやかに行われる.昔から長いお付き合いのあった方が,突然,亡くなられたので寂寥感が強い.だんだんと知っている人の数が減っていくのは辛い.

 夕方,全てのスケジュールが終了する.

■佐久平駅から新幹線で…
 法事の会場から佐久平駅まで,親戚の方の自家用車で送って貰う.
 佐久平から長野新幹線に乗車する.こちらは往路と違って在来型の新幹線車両である.もちろん,こちらも立派な車両だが,今朝方乗車したE7系に比較すると,やっぱり見劣りする.
 電車はかなり混雑している.勿論帰りも自由席.佐久平では何とか座れたが,軽井沢からは立ち席が出る.
 夜,疲労困憊して帰宅する.
 でも,E7系電車に乗車することができて良かった.

<佐久平から新幹線に乗車>
                                      (おわり)

上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/890d9ba9166342aae29be9d60afe7d80
「上信越の山旅」の次回の記事
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