<標識H045付近からの眺望>
香港トレイル50km大踏破;第3日目(2);セクション4を歩く
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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第3日目;2016年1月30日(土)(つづき) 曇時々晴
<ルート地図>
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<谷間のトラバース道>
■セクション4を歩き出す
8時39分,セクション4出発点直近の場所で専用車から降りた私達は,ツアーリーダのHKさんの音頭で軽くストレッチを行う.
準備を整えて,8時47分,セクション4から歩き出す.
アバディーンリザバーロードの東側と並行して,谷川の右岸沿いの道をほぼ北に向けて歩き続ける.
8時52分,標識H038(セクション1の始点から19キロメートル)を通過する.道路は深い森林に覆われている.
<自動車道路から谷沿いの道に入る> <H038を通過する>
■右岸谷沿いのトラバース道
私達は,暫くの間,谷の右岸沿いのトラバース道を遡る.深い森林に覆われた緩やかな登り坂である.ときには倒木の下を潜るなど,ここが香港かと疑いたくなるような野趣豊かな所である.
歩き出して200メートルほどの地点で小さな小川を渡る.ここで道路は谷の左岸沿いのトラバース道に変わる.歩く方向も大きく変わって南南西に向かって歩き続ける.
<小川の右岸を遡る>
■川を渡る
9時08分,先ほどの川よりやや川幅の広い川を渡る.滝のような急流の川である.手許の地図には,川の名前が書いてないが,金馬倫山(Mt.Cameron,標高410メートル)の北側を源流とする川のようである.
川を渡って間もなく,9時10分,道標H040(起点から20キロメートル)を通過する.
<滝のような川を渡る>
■広場で立ち休憩
地図を見ると,私達は金馬倫山(Mt.Cameron,標高410メートル)の西側を歩いている.南にはアバディーンがあるはずである.
9時22分,標識H041(起点から20.5キロメートル)を通過する.
気が付くと,是迄の土道が何時の間にか鉄平石を敷き詰めた道に変わっている.
9時32分,ちょっとした広場に出る.ここで立ち休憩を取る.
<一寸した広場で給水休憩>
<水路沿いの道から眺望の高台へ>
■延々と続く水路沿いの道
9時44分,標識H042(起点から21.0キロメートル)を通過する.この辺りは,水路沿いの堤防道である.進行方向左手には水路,右手には樹木が繁茂している低い土手が延々と続く.
9時53分,標識H043(起点から21.5キロメートル)を通過する.
<水路沿いの道が延々と続く>
■急な階段道
標識H043を過ぎて間もなく(9時56分),道路は大きく左にカーブして,登り坂になる.かなり急な階段道が連続する.
急坂は2分ほどで終わり,9時58分に峠のようなところに到着する.
<急な階段道>
■深水湾方面の眺望
10時03分,進行方向右手の視界が開ける.
地図で確かめると,前方に見えているのは深水湾(Deep Water Bay)付近のようである(間違っているかもしれない).
ここからも沢山のビルが竹の子のように林立しているのが見える.
ここで眺望を眺めながら休憩を取る.
近くに標識H044(起点から22.0キロメートル)が立っている.
<深水湾方面の眺望が開ける>
<マラソン大会とかち合う>
■マラソン大会の休憩所
10時12分,沢山の人が集まっているところに到着する.ポカリスエットの広告が目立つ.
現地ガイドのMKさんの話によると,今日はマラソン大会の開催日だそうである.マラソンには走行距離100キロメートルと50キロメートルの2種類があるとのこと.ここはマラソン大会の休憩所のようである.
「先ほど,下の方で50キロメートルコースのスタートの合図がありましたよ…間もなく先頭の人達がこの辺りまで来るかもしれません…」
とのこと.
ここに集まっている人達は,どうやらマラソン大会のスタッフのようである.
ランナーに配る飲み物などが用意されている.私達のもウエルカムで配ってくれるかと思ったかがそんなことはなかった.あまりさもしいことは考えるな…である.
10時19分,標識H045(起点から22.5キロメートル)を通過する.
10時21分,展望の良い所で写真撮影のために,一時,立ち止まる(冒頭の写真).
<マラソン大会の休憩所>
■道幅が広い道に出る
10時52分,道幅の広い道に突き当たる.右折して広い道を歩き続ける.
11時01分,道標H048(起点から24.0キロメートル)を通過する.
<道場派が広い道を歩く>
■左手に断崖のある道
標識H048を過ぎる辺りから,左手の断崖に沿った道になる.断崖から落石があるかもしれないので,ちょっと心配しながら歩き続ける.
11時16分,標識H050(起点から25.0キロメートル)を通過する.
<左手に断崖のある道>
<黄泥涌水塘公園>
■突然賑やかな街へ
11時21分,突然賑やかな街に飛び出るようにして到着する.
地図を見ると,黄泥涌峡(Wong Nai Chung Gap;標高200メートル)という街である.
目の前に交通量の多い自動車道が走っている.地図で確かめると黄泥涌峡道という幹線道路である.
「…渡りますよ…」
というMKさんの合図で,信号も横断歩道もないところを,エイヤで一気に渡る.
<黄泥涌峡の街>
■急階段を登る
MKさんの後ろに付いて,ガソリンスタンドの前を通過する.登り坂である.
「…この階段を登ったところにトイレがありますから,そこまで言っちゃいましょう…」
ということで,すれ違うのがやっとの幅しかない急階段である.
”やっこらしょ,やっこらしょ…”
と掛け声をあげながらを一気に登る.
登った先も舗装道路の上り坂が続く.
<急階段を登る>
■黄泥涌水塘花園
階段を登った後,さらに登り坂を100メートルほど登った右側に,壁に大きな字で「黄泥涌水塘花園」と書いてある建物が建っている(11時26分到着).ここはトイレ兼休憩所である.
私達もここで休憩を取る.
地図を見ると,この辺りに湖があって.辺り一帯が公園になっているようである.
<黄泥涌水塘花園のトイレ>
■マラソン大会の休憩所
11時38分,黄泥涌水塘花園トイレを出発する.
舗装道路が続く.
11時39分,テントが沢山張ってある場所に到着する.ここもマラソン大会の休憩所のようである.
<マラソン大会の休憩所>
■セクション4の終点
11時40分,休憩所のすぐ脇にある屋根付きの案内板の前に到着する.ここがセクション4の終点である.
案内板の脇には「衛奕信径(Wilson Trail),港島径(Hong Kong Trail)」という表示のある大きな紋が立っている.
ここがセクション4の終点であり,セクション5の始点でもある.
MKさんが,
「すぐ先に休憩するところがありますので,そこまで行きましょう…」
と私達を促す.
<セクション4の終点>
(つづく)
[記事訂正]
2016/2/26 本文中の誤記を訂正.
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